たんたん環の仮想通貨NFT

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2019年9月25日 なぜビットコイン大暴落を予測し数時間で証拠金を50倍に増やせたか

Bitget

こんばんたぬき。BTC記事第一弾は4月の大底からの上昇、6月末の天井と共に最大級の事件である2019年9月25日の大暴落のことを書きたいたぬ。

 

環はこの日、大暴落を見込んで予めレバ100倍の全力ショートかけて、0.005BTC(約5000円)を0.27(約25万円)くらいまで増やしたぬき。額的にはあんまり大したことないけど、原資50倍、利益率+5000%たぬ。

 

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ROE1300%超になった時点でスクショしたやつ

上の画像はまだまだ途中で、その後4時くらいにあった押し目で利確して証拠金増やしてからまたハイレバで追いかけで、さらに下ひげキャッチしてロングでリバをとって...とやったぬき。

 

これはショートがまぐれで化けたぬきじゃ〜ないたぬ。暴落すると思っていたから狙えたぬき。(ただ値幅は予想以上だったぬきだけど。)

じゃなんで暴落の兆しを感じたか、それにはいくつかの根拠があったぬき。それを復習して今後のトレードに役立てたいたぬ。

 

 

根拠① 重要ラインブレイク

テクニカル分析、つまりチャート読みはやっぱり基本たぬ。そのチャートの形からして結構やばかったぬき。

 

(1)三角持ち合いの限界

3カ月くらい続いた巨大なディセンディングトライアングル(下向きの三角持ち合い)が限界に到達してたぬき。

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日足でみた三角持ち合いが限界になってきた

ピンクの網掛け部分を見て欲しいたぬ。6月末〜7月のダブルトップから高値切り下げタイプの三角持ち合い(=ディセンディングトライアングル)が発生していて、9月の終わり頃はその端っこになることはなんとなくわかると思うたぬ。

...ただそれだけだと上抜ける可能性も全然あるたぬ。でも、下落を暗示する他の兆候があったぬき。

 

(2) 長期チャネルラインをブレイク

上のチャートを拡大するとこんな感じだったぬき。

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下向き矢印がブレイク、横向きはチャネル下限

水色の矢印水色の上昇チャネル(より長期的なトレンド)の下限ブレイク、オレンジの矢印オレンジの上昇チャネル(より短期的なトレンド)の下限ブレイクを表しているたぬ。どっちも重要なサポートになってきたラインだったぬき。それを割り込んでダラダラ下げ続けているのは結構ヤバイ感じだったぬき。

結果的に、二つある下降チャネルのうち上のチャネルの下限で一度停止したぬき(ピンクの横向き矢印)。チャネルラインを引くことの重要さがよくわかるたぬ

 

環が注目していたテクニカルのポイントはこの辺だったぬき。

 

 

根拠② 未決済ポジション(Open Interest)

暴落直前、未決済ポジション量は価格が下がっても全然減らなかったぬ。むしろ不気味に増長した水準だったぬき。

 

基本的に、BTCFXでは利確のために反対売買をしなければならないたぬ。価格が下がると、ショートを持っていた人は嬉しいたぬ。含み益は反対売買、ショートを持っているならロングによって、利確になるたぬ。当たり前たぬね。だから、普通、値段がある程度動いたら利確が入ってポジション量は減るはずたぬ。

 

けれど、この日、価格はダラダラ下がって行って、色んなラインをダラダラ抜いて行っても、ショートカバー(踏み上げ)さえろくになかったぬ。上に貼ったチャートを見てもわかるように、あってもすぐにダラ下げが再開したぬき。そして利確もあんまり入らなかったということは、ショーターはこんなところじゃ満足しねえぞ、という態度だったってことたぬ。行くところまで行く感じがしたぬき。

 

より詳しいポジション動向を貼っておくたぬ。さっきのチャートの下の部分を拡大したものたぬ。

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ラインブレイクでも減らなかったショートポジション

赤:ドル建てショート

ピンク:テザー建てショート

青:ドル建てロング

水色:テザー建てロング

 

こうやってみると、25日暴落直前までショートはめちゃくちゃ膨れ上がっていて、ロングは横ばい〜微減でろくに抵抗できていなかったみたいたぬ。特に、暴落の瞬間はテザー建てショートが鬼積みされたのもよくわかるたぬ。

 

追記: ポジション分析ついては次の記事見てね。

tanubit.hatenablog.com

 

根拠③ 巨大なメモリープール(処理待ちの送金)

 大暴落の 24時間ほど前のメモリープールたぬ。めちゃくちゃ巨大たぬ。これが何を意味してるかを考えたぬき。

 

その前にメモリープールについてちょっとお話しするたぬ。ここでは簡単に話すたぬ。詳しい話は詳しいサイトをみてくれたぬ。

大雑把にいうと、モリープールっていうのは送金待ちの渋滞のことだとイメージして欲しいたぬ。ビットコインが大量に動くと道が詰まって渋滞するたぬ。その渋滞の規模が上に引用させてもらったやつたぬ。渋滞はちょくちょく起こるたぬけど、この日の渋滞は異常な数値だったぬき。つまり、それくらい大量の送金依頼が一気に押し寄せてきたということたぬ。

そして、急に大量の送金があるというのは暴騰暴落の兆しである可能性

があるたぬ。何故かっていうと、

 

  • 暴騰ケース:ビットコイン建てで取引する取引所(Bitmexなど)へ大量に送られた→ 大量のBTCでレバレッジかけてロングすると暴騰する。
  • 暴落ケース:ビットコイン建てで取引する取引所やその他の場所から、法定通貨(やドルなど)やステーブルコイン(テザーなどの値段がほぼ一定に保たれている通貨)を扱う取引所へ大量に送られた→大量のBTCが売られる。

 

こういうことが考えられるたぬ。もちろん絶対じゃないたぬ。肩透かしもあれば、時間差があることもあるたぬ。でも注意はした方がいいと思うたぬ。

 

そしてこの日、相当大きな渋滞があったぬき。今まで見てきたように、他に暴落を暗示する兆候はいっぱいあったぬき。だからこのメモリープール増大は、暴落を恐れた人たちが急いでビットコインを売り払おうとしたんじゃないか、そう思ったぬき。

  

 

 

 

...以上、暴落を示唆する説得力ある根拠がいくつも重なったのを見て、環は全力ショートをかけたぬき。最初に書いたように、ついでに下ひげキャッチでリバウンドを投げ返したり往復で稼げたぬき。