こんたぬ。
環は10月からロング目線たぬけど、何度か書いたように、どうもイマイチロングがうまくいかんたぬ。そこで、最近は小さい値幅を狙って逆張りショートばかりしているたぬ。
ここ数日もちまちまショートしていたたぬき。
ただ、前回はテクニカル重視でのエントリーだったぬけど、今回はファンダメンタルズ重視たぬ。
ツイッターでは何度か「エントリーの理由はRTの通り」ということを言ってたぬきけど、RTがなんでエントリーの理由なのかわからん人のためにブログ記事にしておくたぬ。
ショート追加したぬき 理由はRT
— 環@Bitmex東大生 (@tanubitUT) October 16, 2019
またショート追加したぬき。理由はずっとRT
— 環@Bitmex東大生 (@tanubitUT) October 17, 2019
BTCのファンダが苦手っていうたぬきは、いい機会だから勉強していってくれたぬ。
それじゃ、今回のトレードを振り返るたぬ。
黄色の矢印あたりでちまちまショートしていたぬき。
根拠① OI (建玉)
ここ数日、横ばい〜ダラ下げだけど建玉が減らないという状態が続いていたぬき。
何度かRTしたぬきだけど、あんま変わらんか全部は貼らないね。
BitMEX XBT ETH 未決済建玉
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) October 16, 2019
XBTUSD : $834.66M (+2.94% ↑)
XBTZ19 : $184.18M (-2.13% ↓)
XBTH20 : $91.27M (+3.31% ↑)
ETHUSD : $50.49M (+8.2% ↑)
TOTAL : $1.26B (+1.14% ↑) pic.twitter.com/snnTlYAsVB
BitMEX XBTUSD 財布と建玉
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) October 16, 2019
財布(保険基金含む):$1.49B
建玉:$833.5M
建玉/財布:55%
建玉/出来高:13% pic.twitter.com/X2cjNGTQoZ
BitMEX XBTUSD 財布と建玉
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) October 18, 2019
財布(保険基金含む):$1.5B
建玉:$835.45M
建玉/財布:55%
建玉/出来高:21% pic.twitter.com/0TwzSF5Dst
いつも通りその建玉の中身を確認しようたぬ。さっき貼った画像をもう一度貼るたぬ。二段目がOIの中身たぬ。
ピンクの網掛けはショート増・ロング減たぬ。ま〜こりゃ下がるわな、たぬ。
USDLONGSが回復してきたのを見て一旦利確したぬき。
根拠② メモリープール増大
これまた毎度おなじみのやつたぬ。メモリープール増大は冒頭暴落の疑いがあるたぬ。
BTC 未確認取引数:13099 pic.twitter.com/W6Flg7Q6PV
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) October 14, 2019
BTC 未確認取引数:22030 pic.twitter.com/9VIP6kSyOa
— BTC情報アラート📊 (@btc_status) October 17, 2019
今回はそんなデカイ暴落は今のところ起きてないたぬけど、まだその結果が出ていないだけかもしれんたぬ。気をつけようたぬ。
...とまあ、このあたりは環の得意なやつたぬ。毎度おなじみのやつたぬ。環にとってここでショート打つのは、反対してくる根拠がない限り義務みたいなものだったぬき。小さい幅とはいえ、自信を持てる場所ではしっかりとっておきたいたぬね。
尚、以上のファンダの話よくわからんてたぬきは、9月末の記事に詳しく解説してあるたぬから、そっちを見て欲しいたぬ。
ただ、実は今回はもう一個根拠(もどき)があったぬき。
もどきって書いてるように、これはオマケみたいなもんで、あんま期待してなかったぬき。ただ、このブログではあんまりしてなかった話なので、せっかくだから簡単に紹介するたぬ。
以下の話は中級者向けたぬから、入門中のたぬきはこの先は見なくていいたぬ。実際、どう扱っていいのか微妙なシロモノたぬから、混乱するだけたぬ。脱入門段階のたぬきは見てくれたぬ。
ベレス&カプラが7つの大罪の一つに「より多くを知ろうとすること」を挙げているのは理由のないことじゃないたぬ。初心者がよくわからないファンダメンタルズの情報に振り回されるのはろくなことにならないたぬ。その話は「書庫1」に置いといた記事を見てくれたぬ。
閑話休題たぬ。そいじゃ、次の根拠(もどき)に移るたぬ。
根拠③(?) 難易度調整日が近いと予期された
ここで簡単に難易度調整の話をするたぬ。詳しい話はいつかまとめるたぬ。
まずはbitFlyerのホームページに載ってる説明を引用するたぬ。
採掘難易度とは、ディフィカルティーとも呼ばれ採掘(マイニング)によりブロックを生成する(ナンスを算出する)難易度のことです。具体的にはブロックのハッシュ値がこの値より小さくなれば OK という指標のことです。値が低いほど採掘が難しいということになります。
採掘速度(ハッシュレート)と合わせてブロックの生成量目安の計算に使用されます。ブロックの生成は平均して 10 分に 1 回になるように調整されます。その調整をするため 2 週間に 1 度採掘難易度を変更します。過去 2 週間の平均が 10 分より短ければ難易度を上げ(値を下げ)、逆に長ければ難易度を下げ(値を上げ)ます。
bitFlyer 「採掘難易度(ディフィカルティ)」https://bitflyer.com/ja-jp/glossary/difficulty
「何言ってんのかさっぱりわからん」って呟いたぬきは正直者たぬ。正直なのはいいことたぬ。
ものすご〜く大雑把に説明するたぬ。
まず、みんなも「ビットコインはマイニングと言われる、計算作業のおかげで成り立っている」っていうのは何となく知っていると思うたぬ。
その「成り立っている」っていうことを専門的に表現したのが、今の引用の「ブロックを生成」「ナンスを算出」っていうところたぬ。
そしてそれは計算作業たぬから、難しい計算なのか簡単な計算なのかっていうことがあるたぬ*1。その難しさが「採掘難易度」たぬ。
だから引用文一段落目をたぬき語に翻訳するとこんな感じのことをいってるたぬ。
「ビットコインを成り立たせるための計算があって、それには難しかったり簡単だったりってことがあるたぬよ〜」
「難しすぎるのはともかく、簡単すぎる分には作業が楽でいいんじゃね?」って思うかもしれんたぬけど、作業が簡単になるとビットコインがドシドシ作られまくってインフレの原因になるたぬ。インフレしないようにするため、作業が簡単すぎる場合は難しくする、つまり難易度調整をする必要があるたぬ。それが2週間にいっぺんあるっていうのが引用二段落目で言われてるたぬ。
余談だけど、世界史の教科書を思い出してくれたぬ。第一次世界大戦後、ドイツはヴェルサイユ条約によって決められたありえない額の賠償金のために経済がぶっ壊れて、マルク紙幣が大暴落していったぬき。子供がマルク紙幣の札束をブロックのおもちゃにしている写真を見たことがあると思うたぬ。ああいうことになっちまわないようにしましょうね、っていうのが「インフレしないようにする」ってことたぬ。
要するに、難易度調整っていうのは、ビットコインを成り立たせるための計算が簡単すぎたら、2週間に1度わざと難しさを変えて、ビットコイン価値を守ろうっていうことたぬ。
ただ、難易度調整とビットコイン価格自体の相関性は何ともビミョ〜というのが大方の見解みたいたぬ。オマケみたいなもんっていってのは、そういう意味たぬ。環もまだ、これを指標としてどう役立てていいかは研究中たぬ。
前置き長くなったぬき。実際の難易度調整日をチャートに出したぬき。
縦の白い線が難易度調整日たぬ。次の難易度調整日はだいたい20~24日頃たぬ。
最近ずっとダラダラ相場だったぬき。そろそろこの日前後を目安に何らかのアクションがあってもいいんじゃないか?という気がしたぬき。
さっきも書いたように。難易度調整日が価格に及ぼす影響力はびみょ〜だし、環はまだ指標としての役立て方を摸索中たぬ。だからこれは大した根拠ではなかったぬき。
どっちかっていうと、むしろこのチャートで黄色いカクカクの線で表示されている「採掘コスト」の方がファンダメンタルズ的な根拠として役に立ちそうたぬ。これについてもまたそのうちお話するたぬね。
さてさて、ちょっと長くなってしまったぬき。眠たくなってきたぬから、またね〜〜たぬ。
*1:基準は二段落目に書いてあるたぬ。「1ブロック生成あたりの計算時間が10分」たぬ。