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かびたぬと再会する日まで頑張ります

【テクニカル分析入門】第1回 ネックラインとトレンド

Bitget

第1回 ネックライン

 

 

 

ネックラインとは

ネックラインていうのは、「大事な線」ってことたぬ。

ネックなラインたぬ。つまんね〜解説です。

 

テクニカル分析とは要するにチャート分析。

なので、多くの人は、チャート上にお絵描きしながらウンウン考えることになろうよ。

そのお絵かきのうち、最も重要なのが「ネックラインを引く」ということになるたぬ。

 

 

ともかくこのネックラインていうのは、色々な仕方で、自分自身でチャート上に書き込むものだということをまず理解してほしいたぬ。

 

 

 

さて、チャートを眺めてると、どうも特定の価格帯が重要らしいことがあるたぬ。

例えば価格が下がってもその線にぶつかれば上に反発したり、あるいはその線を下に抜ければ大暴落してしまう、みたいに予測するたぬ。

 

 

そのような重要な線のことをまとめて「ネックライン」とよぶたぬ。

ネックラインと一口に言っても、何種類かの分類があるたぬ。

以下の全てを総称してネックラインと呼ぶのが普通と思われです。

順番に説明していくたぬから、まずはこんな感じで色々あるよってことをイメージしてくれたぬ。

 

 

 

① 機能で区別する

まずこの絵を見てほしいたぬ。

f:id:tanubit:20191027212259p:plain

ネックラインのイメージ

この絵に即してお話するたぬ。

 

 

(1) サポートライン

サポートラインていうのは、文字通り価格を支えてくれるラインのことたぬ。

 

上の絵の左側を見てくれたぬ。

ここでは、価格が落ちても赤い水平線にぶつかったところで跳ね返ってるたぬね?

この跳ね返るところに引いた線を「サポートライン」っていうたぬ。

 

 

・・・と、普通入門書に書いてあるのはこんな感じの説明たぬけど、これだけじゃあまりにもつまらんので、ここではもう少し突っ込んでお話するたぬ。

 

 サポートとして機能するのは何故?

重要なのは、なんでこの線で跳ね返ってるかっていうところたぬ。

 

初心者はそういうふうに思いがちかもしれませんが、不思議なパワーで跳ね返るわけじゃないたぬ。

売りよりも買いの方が強いから価格は上がるという、基本的な需要と供給の前提を忘れないで欲しいたぬ。

 

実はさっきの絵にもそのことも描き込んであるたぬ。

サポートラインにぶつかったときに、買い(BUY)たぬきが押し寄せてきて、売りたぬき(SELL)は押し返されてしまってるたぬ。

 

そして、このサポートラインに買いたぬきたちが集まってくるのは、基本的にはその買いたぬきたちもこうやってサポートラインを意識して、ここまで来たら買おうと思っているからたぬ。

 

ここにもまた教訓があるたぬ。

つまり、誰も引いてないような線は基本的に意味がないたぬ。

ラインを引くということは、あくまでもみんなが意識しているところはどの辺かというのを考えるためのものたぬ。

 

ライン描画は隠された不思議な法則を発見するゲームじゃないたぬ。

そこんとこを誤解すると、めちゃくちゃラインだらけの曼荼羅見たいな不気味なチャートが完成します。普通に見づらいと思うよ。

 

 

 

(2) レジスタンスライン

 レジスタンスは、さっきみたサポートラインとは逆に、そこまで来たらもうそれ以上は進みにくいっていうラインのことたぬ。

 

 

絵の右側を見てくれたぬ

一番右のところでは、一度赤い線を抜けた価格がもう一度赤い線に達したとき、押し戻されているたぬ。

この押し戻しているっていうことを「レジスタンス(抵抗)」という次第です。

 

 

これもサポートのときと同じように、なんでそうなるかを理解してほしいたぬ。

 

絵に描いたように、このラインまで戻って来たときに売りたぬきが押し寄せて来て、買いたぬきを圧倒しているから、下がってしまったわけたぬ。

 

 

(3) ブレイクとロールリバーサル

「・・・ちょっと待てや、確かにこの絵の左側だとサポート右側だとレジスタンスの機能になってる。でも、同じ一枚の絵の左右にすぎない。結局同じ線じゃねえか?

 

その通りです。

 

そう、ここが重要なことですたぬ。

同じ線でも、時間が経つことで、サポートにもレジスタンスにもなりうる。

 

 

この絵では、最初はサポートとして働いていた赤い線が、ブレイクの後、最後には レジスタンスとなっている。

ブレイクというのは、ラインをぶちぬけちゃうことたぬ。

サポートされるはずなのにされなかったり、レジスタンスされるはずなのにされなかったり・・・それがブレイクたぬ。

 

 

そして、ブレイクの後に起こりうるこのような転換を「ロールリバーサル」(直訳すると役割逆転)っていうたぬ。

簡単に「サポレジ転換」みたいにもいうたぬ。

 

ロールリバーサルを ビットコイン実例で見てみようたぬ。

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水平線とロールリバーサル

 

オレンジの水平線を見てくれたぬ。

初めは緑の矢印のようにしてサポートされていたぬき(一瞬赤い縦線が貫通してるけどここでは無視してくれたぬ)。

けれども、そこをブレイクしたあと、今度は赤い矢印のようにしてレジスタンスに切り替わっているのがわかるたぬ。これがロールリバーサルたぬ。

 

 

 

・・・さて、ここで、もう一つ教訓を得られたと思うたぬ。

つまり、サポートやレジスタンスというのは相対的な区別ということたぬ。

 

それは絶対的に機能するものではないたぬ。

他の分析と合わせて、いまはどっちとして機能しているのかを考えることが重要たぬ。

 

 

また、長く続いた機能を転換するときには、逆の機能としても強力に働きやすいとか言われがちたぬ。

ず〜っとサポートしていたラインをブレイクしたら、今度はそいつが強力にレジスタンスしてくることがあるたぬ。

 

 

 

② 形で分類する

(1) 水平線

水平線ていうのはさっきの絵みたいに、真横に引く線のことたぬ。

 

以下にいくつか種類紹介しますが、なんだかんだで一番信頼できそうな気がします。

 

 

(2) トレンドライン

トレンドラインていうのは、斜めに引く線のことたぬ。

 

トレードの世界では一定の方向に価格が傾いていることを「トレンド」っていうたぬから、こういう名前。

上向きのトレンドは「上昇トレンド」、下向きのトレンドは「下降トレンド」っていうたぬ。

 

 

トレンドラインにも何種類かあるたぬ。まず全部絵で表しておくたぬ。

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トレンドラインの仲間たち

 

(i) 狭義のトレンドライン

図のピンクのやつが狭義のトレンドラインたぬ。英語ではMain Trend Line とかって表記されているたぬ。

要するに、斜めに引いたサポートラインが狭義のトレンドラインたぬ。

 

実際のビットコインのチャートの例ではこんな感じたぬ。

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トレンドライン(狭義)

 

 

(ii) カウンタートレンドライン

オレンジの破線がトレンドラインとは逆向きに引いてあるたぬ。

このように、短くトレンドに逆らって動くラインを「カウンタートレンドライン」とよぶたぬ。

 

 

実際のビットコチャートではこうたぬ。オレンジのちっこいやつがカウンタートレンドラインたぬ。

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カウンタートレンドライン

 

 

(iii) チャネルライン

チャネルラインていうのは、ピンクと水色で挟んだ平行線のことたぬ。

 

 

まず、水色のやつはトレンドラインに並行に引いた、斜めのレジスタンスラインたぬ。

水色のやつそのものをなんて呼ぶのかは結構ばらつきがあるみたいたぬ。

「アウトライン」って呼んでる人が多い気がするたぬけど、英語圏では単に「channel line」といってこの水色のやつを示している解説も見かけるたぬ。

水色を「channel resistance」、ピンクを「channel support」って呼ぶのが一番わかりやすい名前と思うたぬ。

 

ともかく、斜めに引いたレジスタンスとサポートで挟んでいるのが「チャネル」だとわかればいいたぬ。

上向きのチャネルは上昇チャネル、下向きが下降チャネルたぬ。

 

 

実際の例。

f:id:tanubit:20191027223152p:plain

チャネルライン

チャネルの真ん中に「中央線」を出しておくと見やすいたぬ。

Trading Viewでチャネル引いたらデフォルトで表示されるはずたぬ。

 

 

 

・・・以上の例を見て、気づいたぬきはいるかな?

 

実は、例に出した画像は3つとも同じところたぬ。

 

同じチャートを見ていても、このように行くつもの線のひきかたがあるたぬね。

実際に何通りか引いて見て、役に立ちそうなものを取捨選択しようたぬ。

それから、上の画像は最後にはラインをブレイクしてこぼれているたぬ。このように、いつまでも機能していてくれているとは限らないたぬ。

 

 

 

今回はこんな感じたぬ。

次回は、肝心のトレンドをどうやって見極めるのかという話をするたぬ。

tanubit.hatenablog.com