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かびたぬと再会する日まで頑張ります

【テクニカル入門】第3回 トレンド転換とレンジを読む

Bitget

 

 

今回は前回の「トレンドを読む」に続いて、「レンジを読む」たぬ。

前回の記事を読んでたないたぬきはそっちを読んでたぬ。

 

前回記事

tanubit.hatenablog.com

 

前回の復習: 相場にはトレンドとレンジがある

前回いったように、相場には三種類しかないたぬ。

それは前回みた「上昇トレンド」「下降トレンド」、そして今回みる「レンジ」たぬ。

 

レンジっていうのは、「トレンドがないこと」たぬ。

「横ばい」っていっても間違ってはないたぬけど、「横ばい」って聞いて入門たぬきがイメージするのは真横に動くチャートだと思うたぬ。

もちろんそれもレンジたぬけど、入門たぬきから見たら「横ばい」には見えないようなレンジのパターンもたくさんあるたぬ。

そんなわけで、ここでは「レンジ=トレンドがない相場」っていう風に理解してほしいたぬ。

 

 

だから、トレンドが何かわからんとレンジもわからないたぬ。トレンドを見つけるのに自信がないたぬきは、上に貼ったリンクから前回の記事をチェックしてね、たぬ。

 

それじゃ、以下、トレンド転換のレンジの、典型的なパターンを紹介していくたぬ。

 

22の必須チャートパターンを理解しよう

「必須が22個もあんのかよ!無理だ!」って思ったたぬきたちよ。まあ焦るでない。

22個覚えることはそんな大変じゃないたぬ。九九だって81個たぬよ?これから億り人を目指そうというのに、小学生のちびっ子に負けてらんねえたぬよ。

 

それに、実は仕組みを理解すれば22個丸暗記する必要はないたぬ。実質的には数パターンだけたぬ。

この記事の最後に、環が東大に受かったときの勉強法も書いておくたぬ。それを使えば22のチャートパターンを覚えるなんて赤子の手をうにゃっとやるようなもんたぬ

 

 

まあともかく、画像を貼るたぬ。1時間以上かけて作ったぬき。厳選した22個はこれたぬ。

 

 

 

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早いうちに必ず覚えよう。

 

 図の左半分は下抜け右半分は上抜けを示唆するパターンたぬ。

 

また破線の上段部ははっきりしたトレンド転換になりやすいもの、下半分はトレンド転換というよりレンジブレイクを示唆するものたぬ。

後でもう一度いうたぬけど、下半分のものは「どっちに抜けるか」をチャートパターンだけで予想することをあんまり期待しない方がいいたぬ。

教科書ではよく点線矢印の方向へブレイクするって書いてあるたぬけど、実際にはどっちかわからんことも多いたぬ。

 

 

① トレンド転換の3パターン

破線の上段がトレンド転換時に出てきがちな基本パターンたぬ。

 

(1) ダブルトップと三尊

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これはどの教科書にも載ってるような典型中の典型たぬ。

 

まず、上昇トレンドの最後に出てきやすいダブルトップと、下降トレンドの最後に出てきやすいダブルボトムを理解することたぬ。

天井で出たらダブルトップ、底で出たらダブルボトムたぬ。

 

ダブルトップ・ダブルボトムは赤線で引いたネックラインをブレイクしたら転換の合図たぬ。

 

ネックラインてなんだっけ?というたぬきは第1回を見てくれたぬ。

tanubitjapan.hatenablog.com

「三尊・逆三尊」はヘッドアンドショルダーズ・ヘッドアンドショルダーズボトムとも言われるたぬ。英語ではそうやって表現されるたぬ。英語で勉強するときのために両方の言い方で書いておいたぬき。

 

 

「三尊逆三尊て名前はよくみるけど、いまいちどこがどう三尊になってるのかわからん!ネックラインの引き方で途方にくれちまう!」ていうたぬきもいると思うたぬ。

 

そんなたぬきは、三尊をダブルボトムの派生とみなすと理解しやすいたぬ。

三尊の真ん中の頭を引っこ抜いたらダブルボトムになるたぬ。

 

ネックラインの引き方も、真ん中の頭を引っこ抜いたダブルボトムに準じて引くだけたぬ。

 

 

(2) スパイクとワントップ

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スパイクとワントップもダブルトップの派生で理解すればいいたぬ。

ダブルトップのうち片方の山を引っこ抜いたらワントップ・スパイクたぬ。

 

スパイクとワントップの違いにはそんなこだわる必要ないたぬ。

形がより鋭角で、典型的には長いヒゲを伴うものがスパイク、そうじゃないやつをワントップて呼ぶだけたぬ。本質的にはまああんま違わないたぬ。

 

 

(3) ソーサー

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ソーサーってのうはティーカップの受け皿のことたぬ。受け皿みたいに平たく湾曲しているのが天井に出たら「ソーサートップ」、底だったら「ソーサーボトム」たぬ。

 

ぶっちゃけダブルトップやスパイクに比べると地味でわかりにくいたぬ。

環は実際にトレンド転換した後に、「ああ、ここ数日はソーサーボトムだったぬきか〜」みたいに気づくって感じが多いたぬ。

 

 

② レンジブレイクの3パターン

ここからは画像の破線から下段のところたぬ。

 

結構教科書では①と②が区別されていることが多いたぬ。

実際、①はトレンド転換をお知らせしてくれることが多いたぬ。

 

けれども、②だってトレンド転換の前兆になることはあるし、①もただのレンジブレイクでしかなかったということだってあるたぬ。

 

だから、環は①も②もレンジブレイクのパターンとして仲間だと思っているたぬ。だからカッコは通し番号でつけてあるたぬ。

ただ、他の本とかで勉強したたぬきたちが混乱しないように、一応の区別として破線を引いてるたぬ。親切たぬき〜。

 

(4) ボックスとフラッグ

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ボックスとフラッグはどっちもレジスタンスラインとサポートラインを並行に引けるレンジのことたぬ。

その並行に引いたやつが水平ならボックス傾きならフラッグたぬ。でも仕組みはおんなじたぬから、区別する必要も特にないたぬ。

 

一応こいつらは、レンジに対して下向きに入ってきたら下抜け、上向きに入ってきたら上抜けるって教科書によく書いてあるたぬ。

この傾向は(5)(6)よりは比較的観察されやすいと思うたぬけど、上に述べた(1)~(3)ほどではないと思うたぬ。

 

 

(5) ペナント

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ペナントっていうのは三角形の旗のことたぬ。

ペナント、昔はよく観光土産とかであったらしいたぬ。平成生まれのたぬきは実物を見たことがないたぬ。正直環にとっては伝説上の物体たぬ。こち亀の古い巻でよく背景に描いてあったから知ってるたぬ。

 

閑話休題たぬ。

ともかく、ペナントっていうチャートパターンは基本的に三角形のやつだと思ってほしいたぬ。だから「なんちゃらトライアングル」っていう別名を持ってるたぬ。日本語では「三角持ち合い」とかいうたぬ。

ちなみにより鋭角なやつが(6) 「ウェッジ」たぬ。 後で書くたぬ。

 

 

さて、画像の左から1番目と3番目の形は「シンメトリカルトライアングル」って呼ばれるやつたぬ。上下対象(シンメトリカトル)ってことたぬ。絵が悪くてすまねえたぬ。

 

そして、左から2番目がディセンディングトライアングル(下降三角)、4番目がアセンディングトライアングル(上昇三角)たぬ。それぞれ、高値・安値が下降・上昇してるたぬね。略してディセトラ・アセトラたぬ。

 

さて、この後どっちに抜けるかっていうことたぬけど、教科書的には左二つが下抜け(bearish=弱気)、上二つが上抜け(bullish=強気)と言われてるたぬ。

シンメトリカルはともかく、 ディセトラは下抜け、アセトラは上抜けってよく書かれてるたぬ。

 

まあ、否定はしないたぬ。否定はしないたぬけど、実際のところエントリー根拠として使うには結構薄弱な感じたぬ。これだけを根拠にエントリーするのは結構痛い目見そうたぬから、せめて他の根拠との組み合わせで使おうね、たぬ。

 

余談

因みに、bullっていうのは雄牛のことたぬ。レッドブルのブルたぬ。bullで「強気」を意味するのは、「牛が角を突き上げる」っていうイメージらしいたぬ。

まあそっちはいいたぬけど、bearのbearたぬ。てっきり「耐える」を意味するbearかなと思っていたらまさかのプーさんたぬ。

そしてbearが弱気を意味するのは「熊が手を上から下へ振り下ろす」イメージらしいたぬ。・・・手を上から下へ振り下ろすって全ての手を持つ動物がとる行動じゃねえか?って気がするたぬ。人間もそうだし、猫パンチだってそうじゃね〜か?なんか納得いかね〜たぬ。

まあ、bullじゃない方が下向き・弱気だってことにしておこうたぬ。

 

 

(6) ウェッジ

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ウエッジってのはクサビのことたぬ。

メソポタミア文明でお馴染みの「楔形文字」のクサビたぬ。世界史の図説をちゃんと見ていた勉強たぬきは、三角形でトゲトゲした文字だったことを覚えていると思うたぬ。

 

チャートパターンとしては、高音が切り上がり・安値きり下がりを伴う、(5)より鋭角な三角形のことたぬ。

 

で、これも一応レンジをどっちに抜けるかたの教科書的な予想はあるたぬ。

高安切り上げの上昇ウェッジ(rising)が下抜け、高安切り下げの下降ウェッジ(falling)が上抜けたぬ

 

が、これまたやっぱりどっちに転ぶかわからんって思ったほうがいいと思うたぬ。

とりわけ、図をよく見たらわかるように、ウェッジとペナントはわずかな違いなのにレンジの抜ける方向の予想が真逆たぬ。

こうなってくると、「ヒゲを含めたらウェッジだけどヒゲを無視したらペナントだった」みたいな場合は「このレンジの後は上がるか下がるかのどっちかだ」みたいな無内容の予想しかできないたぬ。そりゃどっちかに決まってるたぬ。そんなもん予想とは言わねえたぬ。

 

 

 

 

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次回記事

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