前回の復習
前回、PART1ではマイナーの損益分岐ラインを使って、価格の下げ止まりを予想するっていうことをお話ししたぬき。
「・・・それだけ?それだけだったら何となく自分でもわかりそうたぬ」
そう思ったぬきもいるかもしれんたぬ。きびし〜たぬきね。
「重要なのはその損益分岐ラインを割ったときの予想の仕方じゃないのか?だってついこないだ割ったばっかなんでしょ?いまストッパーの話されてもさ・・・」
そうたぬね。
そんなたぬきのために、今回はセオリーを超えた大胆な予想を紹介するたぬ。
今回についての注意
最初にいっておくたぬ。正直にいうたぬけど、これはほとんど再現性がないたぬ。
というか、環が当たれたデータでは損益分岐ライン割れ自体ほとんど起きたことがないから、この予想の妥当性についての検証は今後確かめていくしかないたぬ。
だから、今回の話はあくまで「妄想」ってことにしといて欲しいたぬ。この回はいつも以上に疑って読んで欲しいたぬ。もし的中したら、ものすごいシグナルを発見したということで非公開にして内緒にしちゃうかもしれんたぬけど。シークレットたぬき。
もしも損益分岐ラインを割り込んだならば
「価格下止まりのはずの損益分岐ラインを割ったら大暴落しかありえない」・・・ってほど、ことは単純じゃないたぬ。
損益分岐ラインを割っても結局元に戻ったケース
水色の丸を見てねたぬ。
これらは損益分岐ラインを一時的に割ったけど、すぐ上抜けてきたケースたぬ。
前回お話ししたように、損益分岐ラインを死守できるかどうかはマイナーにとって事業継続の死活問題たぬ。だから、多少下回ってもすぐにあげにかかってくるっていう可能性があることは不思議じゃないたぬ。
損益分岐ラインを割ってさらに価格が下落したケース
他方で割り込んだまま下落し続けたケースもあるたぬ。それがいまの画像の左側のところたぬ。もう一度はるたぬ。ピンクの丸をつけたぬき。
ここで割り込んだ後、すぐに反発したけどもうひと下げきてるたぬね。
これらの違いはなんなのか
じゃこの水色とピンクのケースは他にどんな違いがあるだろかってことたぬ。
ここでいくつか、そのようなコンディションを考えてみるたぬ。
(1) マイニングコスト低下
基本的にマイニングコストは右肩上がりで上昇しがちたぬけど、まれに低下することもあるたぬ。
このピンクの前、マイニングコストは珍しく低下し始めたぬき。
水色の線(よりちょっと上)くらいのネックラインを割り込む前から、少しずつマイニングコストが低下していたぬき。
そしてさっきの画像に戻るたぬけど、
二個目の水色の時にはまたコスト上昇に入っていたぬき。
(2) テザー時価総額減少
ただ、(1)だけだと、一個目の水色については例外になってしまうたぬね。
そこでもう一点注目したいポイントがあるたぬ。
それはテザー時価総額たぬ。
2段目の、左側の濃い網がけはテザー時価総額減少、右側の薄い網がけは上昇を表してるたぬ。
これを見て言えることは、
- 先ほどのピンクの丸、つまり損益分岐ラインからの下落の前は、テザー時価総額は減少していた。
- 先ほどの水色の丸、つまり損益分岐ラインの上抜け時には、テザー時価総額は上昇(気味)だった
っていう相関がありそうってことたぬ。
テザーについてはこっちみてねたぬ。
まとめると
以上を振り返ると、こんな風にまとめることができるかもしれんたぬ。
- 損益分岐割れ and コスト下落 and テザー時価総額減少 →価格下落続行?
- 損益分岐割れ and コスト上昇 and テザー時価総額上昇(気味) →価格反発?
もういっぺん注意しとくたぬ。
最初に言ったように、今回は分析というよりも妄想たぬ。考慮できる先例が上に貼ったところくらいしかないからたぬ。
けれども「記録」コーナーで書いたように、つい先日、損益分岐ラインを起こしたぬき。今後の動向を新たな資料にして、これが単なる妄想で終わるのか、それとも分析になりえるのか、楽しみたぬね。
・・・しかし、妄想はさらにPART3に続くたぬ。