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かびたぬと再会する日まで頑張ります

たんたん環の暴落備忘録 PART3 日経225編

Bitget

2週間おきくらいに更新しているシリーズです。たぬ。

もう三つ目なのでシリーズの趣旨は割愛たぬ。

簡単にいえば落ち方のチェックしたいポイントのメモということですたぬ。

 

PART1

tanubit.hatenablog.com

 

PART2

tanubit.hatenablog.com

 

 

 

まず月足でみようそうしよう。これだけでも結構見所があるたぬ。

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① 月足200EMA(青)で反発

16100くらいを下限に、なが〜いヒゲをつけて反発したぬきね。

 

 

じゃ、もし反発し続けたらどんくらいが一旦の限界になりそうかなっていうと・・・

 

② 21000くらいにネックライン(+POC +反発)

21000くらいに水色の太いネックラインが引けるたぬ。

これはバブル崩壊前からのかなり重要なラインになるたぬ。拡大すると・・・

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こんな感じ。

 

バブルが弾けた後はこのラインがずっとレジスタンスになっていたことが見えるたぬ。

オーバーシュートしてるところは破線を引いているたぬ。

 

 

それに加えてVPVRで2014年以降をみると、同じ価格帯にPOC(一番出来高が多い価格帯)があること様子たぬ。

VPVRの話は↓みて欲しいけども、ここではとりあえず「その価格帯には売り買いが集中している」=「その価格帯は注目されている(or今後もされるだろう)」ということを抑えておけば十分たぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

ただ、VPVRには少し注意たぬ。

ここでみれるVPVRはCFDのもので期間が短く、出来高も今月に過剰集中しているから、これ自体は「ずっとその価格帯が意識されていた」ということを示すものではないたぬ。

だから見出しではカッコに入れたぬきです。

 

ただPOCとほぼ重なっている、ネックラインの方は重要なものだと思いますたぬ。

こちらはバブル以来の日本経済と共に作られてきたものと言ってもいいような、あるいは平成と共にしたような、長期的なものだからたぬ。

 

 

ついでに、反発を見るためにフィボナッチリトレースメントを引いて拡大したのが下たぬ。

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ぱっと見て底から35パーくらいは跳ね返ってきている見たいたぬね。

 

興味深いのはむしろこのまま上がった場合たぬ。

60%ほどのところ(フィボ0.618)にがさっき見た21000のネックラインにほぼかぶっているたぬ。

 

何度か書いたように環はフィボを信仰する気になれんけども、だいたいこのへんくらいまで帰ってきたら一旦限界じゃね、という感じのところはありますたぬ。

フィボと重ねると、0.618と0.786のあたりは、確かにそういう一旦停止するあたりに見えることがしばしばあるたぬ。これはそのうち見ていきましょう。

 

③ レジスタンスとしての月足25EMA

最初にはったやつだけども、下落トレンドにおける月足25EMA(黄色)はレジスタンスの目安になりそうな感じがしますたぬ。

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バブル崩壊後なんかは特にそんな感じではなかろーか。

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で、現在はどの辺にあるかっていうと・・・

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・・・お分かりかな?

②で見た重要ラインとほぼ重なるあたりたぬ。

 

25EMA的にもそう簡単に21000以上にはいきにくいでしょうね、という感じがしますたぬ。

 

 

④ ブレイクされた上昇チャネル

 

2013年秋ごろからの上昇チャネルはこんな感じたぬ。

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・・・ガッツリぶち抜かれてしもうたぬき。

 

こういう時、新たなトレンドを見つけるまでにとりあえずやることとして、チャネルを複製することはよく行われるたぬ。

するとこんな感じ。

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まず下髭の端っこは複製したチャネルの中央ラインを少し抜いたあたりまで到達したことがわかるたぬね。

 

セオリー的には、複製チャネルの下限がとりあえずの目安になるということで、そちらは14000弱くらいたぬ。

そしてその付近は月足500EMAのサポートがあるあたりたぬ。

 

なので今後下げる場合の目安は14000割るあたりなのではなかろーか。

 

 

④ 信用残・評価損益

価格の目安とは関係ないけども、相場観を考えるに重要なのでこれらを取り上げるたぬ。

 

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出典 https://nikkei225jp.com/data/sinyou.php

 

 

まず信用残の推移(信用取引専用のOI変化みたいなもの)はそんな大騒ぎするような変化は見られないと思うたぬ。

強いていうなら、2月末にショート利確・3月後半にロング損切りあるいは底ロング利確が多少あったっぽいことたぬね。

 

気になるのは信用評価損益たぬ。欄の一番右側、上のグラフの青いやつたぬ。

 

これは基本的に「今信用ポジ抱えてるやつにはどれくらい含み損益あるか」をみるやつたぬ。

そして株はロングが多く、また含み益は利確されるということを前提すると、基本的には常時マイナスの値になるたぬ。

つまりこの数値はほぼ「買い手がどれくらい損をしているか」を表すものになるたぬ。

 

そして普通、マイナス20%くらいはそろそろ底なんじゃねという見通しになるたぬ。

売られ過ぎていることを示すだろう、ということで。

 

 

ところがどっこい!

現在はマイナス30%を超過してるたぬ。しかも二週連続で。

 

これは明らかに通常の状態ではないといっていいたぬ。

 

 

諸々まとめると・・・

まず、買い手は明らかにやべえ状況に立たされているたぬ。

建値によっては追証で胃が爆発するくらいの爆損が生じているのはいうまでもないたぬ。ツイッターでも引退した投資家のツイートをいくつも見かけたぬき。

 

単に大暴落したからやべーんじゃね?というだけでなく、信用評価損益をみると異常な事態だということが実感できるたぬ。

 

そして21000くらいには平成とほぼ同じくらいの歴史を持つ強烈なレジスタンスラインがあるたぬ。

 

どんなニュースが出るかは神のみぞ知るけども、爆損こいてる買い手が何もしないで見守れるような超強い材料って何かあるだろうか?特効薬の開発とか?

何かもたぬき並みの頭ではパッと思いつかないたぬ。

 

となれば、反発したら信用の買い手はさっさと逃げたいというお気持ちなんではなかろーか。

とりわけ21000超えは相当の根性が必要なので、その付近に来たら売り込まれるんじゃねというのが環の素直な見方たぬ。

 

そんな状態なので、「おっ反発したなこりゃ底打ちやで買うぞい」という気持ちには環はなれませんたぬ。

デモトレ口座ならシャレで買ってもいいけどもね。現状みるに信用でロングは絶対に嫌です。

 

逆にいえばこのくらいの価格まで反発したら、リスクリワード的にもショートしやすいと思っているたぬ。

 

ただマジで世界がどうなるかはなんもわからねえたぬ。

コロナ自体もそうだけども、経済政策もかなりムチャな感じになって来てるたぬ。

 

 

ところで、現在、証券口座の新規開設が増えているらしいたぬ。

株が下がったから買い時だということなんでしょうか?

ネット証券 口座開設急増 楽天・SBI、月間10万超え :日本経済新聞

 

このブログのアクセス数も暴落以降増えているたぬね。

 

・・・ただ環はこう思うたぬ。

 

「こんな経済状況で初心者が株買うのは明らかにやべえ!」

 

捨ててもいいお金がある人なら別かもしれないたぬけど、いまのところ、「すぐにも景気がよくなりそうだぜ!」という見通しはまずないたぬ。

そういう楽観的な見通しを持てるとしたら、どういう根拠なのかもわからんくらいたぬ。

 

BUY and FORGETみたいなことも言われるけども、それは経済自体はそれなりになんとかなっていることを前提しているはずたぬ。

ところが現在はそういう「まあなんとか成長してくんじゃね」という様子ではないたぬね。そう思える根拠があったら環も欲しい!

 

 

「今まで株とか知らんかったけど初めてみようかな」と思ってこのブログに来てくれたたぬきは要注意たぬ。

いきなりやる気をくじくようだけども、初心者たぬきがピィピィするのは悲しい悲しい。

 

むしろ、そういう楽観的な初心者が買ってくれそうなそ相場はいかにも空売りしやすそうな雰囲気です。たぬ。

そういう雰囲気、売り目線たぬき的には嬉しい次第です。たぬ吉がそう言ってた。

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