[2021年3月1日 更新 ←2019年11月16日]
もう長らく存在を忘れておりました記事ですが、2020年末からのビットコインバブルのためかアクセス数が増えて参りましたので、こちらの記事も更新しようと思った次第ですたぬ。
トレードもオベンキョが大事
最初に言っとくことがあるたぬ。
「なんか知らない言葉いっぱいあるけど、なんとなくこんな感じでええんちゃう?」っていうトレードは危険たぬ。
よくマーケットは戦場に喩えられるたぬ。
そんな戦場みたいなところに、なんの装備もなく、戦闘訓練を受けてもない一般人が放り込まれたらどうなるか。
明らかに勝つどころか、無傷で帰ってくることさえ奇跡頼みたぬ。
奇跡を信じることは結構たぬが、環はあんまり頼りたくねえと思う次第です。
何を勉強したらいいのか
「勉強したほうがいいのはわかったけど、何をしたらいいのかわからん〜〜」
勉強できてないたぬきたちが、なんで勉強できてないのかの理由はむしろこれなんじゃないか?たぬ。
何をどう勉強したらいいのかがわからんってことよ。
特に、トレードの世界には断片的な情報が散らばっているけど、いわゆる義務教育みたいな共有されてるカリキュラムがないし、自分で何か選ぼうと思っても、変な商材や書籍をつかまされるリスクも少なくないたぬ。
そんなたぬきたちに、見取り図があったらいいなと思う次第。
以下、トレードと勉強をステップごとに示すたぬ。
もし「何を勉強したらいいか皆目検討もつかんし、トレード自体したことがない」てたぬきがいたら、まずこのステップ通りに、紹介した環の記事を読んでいって欲しいたぬ。
①トレード対象(銘柄)を選ぶ
例えば仮想通貨なら、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)...などがあるたぬ。
山ほどあろうよ。カチカチ山かもしれねえな。
じゃどれを選ぶか。
いろんな基準がありえるたぬけど、足きり点のようにして基準にすべきことが一つあるたぬ。
悪いことは言わんので、最低限、時価総額や出来高の大きなコインを選ぶべきたぬ。
簡単にいえば、多くの人にトレードされているものを選ぶってことたぬ。
確かに、誰もやってないようなマイナーコインはいつか大暴騰を起こす可能性はあるたぬけど、そのまま消滅する可能性もあるからたぬ。
そして、入門たぬきの目ではどれが暴騰するかどれが消滅するかを見抜くことはたぶん無理たぬ。
特に「ネットの評判をあてにする」なんてやったらまあカモちゃんになっちゃう。ネギもよろしくな。
時価総額などについてはリンク貼ったサイト(Coin Market Cap)が使いやすいたぬ。ここはブルームバーグが参照して記事にするような、信頼性の高いサイトとされているたぬ。
以上のような銘柄選びの話については、姉妹ブログのこちらの記事にもう少し詳しく書いてございます。
(備考)
早速出鼻をくじくようでアレたぬけど、別に仮想通貨にこだわる必要もないたぬ。
仮想通貨サイトは当然、仮想通貨はトレードとしてイケてるぜ!って紹介するたぬけど、環は「別に仮想通貨以外でも良くね?」と思う。
というか、2020年末からのバブル的な相場が来る前は全然SPX(米株価指数)あたりの方がはっきり上昇トレンドを掴みやすかった次第です。
下の記事に他の投資方法と仮想通貨FXの比較をやってるたぬ。
② 取引形態を選ぶ
コインを選んだら、現物かFXか、どっちの取引形態でトレードするかを考えるたぬ。
入門たぬきはオプションや先物はとりあえず後にでもよかろうて。もちろんわかった方が良いですが、いっぺんにやるとパンクするかも。FXのやり方を覚えてからの方が理解しやすいと思うたぬ。
現物記事の「第1回」などに現物とFXの違いを書いてあるたぬ。
2021年に入って、レバレッジの自主規制が各所で最大2倍という信じられん低い水準になり申したぬきです。
これは株の信用取引3.3倍よりも低い。
また国内最大手のbitFlyerでは2020年4月末から新規登録者はFXが利用できなくなりましたぬきです。
よって、国内取引所のみの利用を考えている新規参入者は、事実上現物のみで考えるということになりそうですたぬ。
環はFXは海外のを使っておりまして、Bitmexが使えなくなった現在は主にBybitですたぬ。
理由はBitmexに使い勝手が似ているからです。
国内はbitFlyerとGMOです。
③ 基本的な心構えは最小限でいい
早速入門たぬきつまづきポイントたぬ。
つまづきっていうのは、「トーシロは心構えをわかっちょらん!全然勉強が足らん!」・・・ってことじゃないたぬ。
むしろ逆たぬ。
入門用の本や、有名トレーダーの一般向け書籍を読んだ入門たぬきたちは、心構えばっかり知っていてトレードそのものに関する知識が全然ないっていうことになりがちだと思うたぬ。
だから「プロスペクト理論ではこうだから〜」とか「大衆心理がなんちゃらりん」とか、そういう心構えはいっぱい知っていても、実際にそれを実行する仕方がわからないわけたぬ。
そして重要なのは具体的なスキルたぬ。
このことはトレード以外について考えたらすぐわかるベーよ。
「東大生はこう考える!」みたいな本読んでも東大生にはなれね〜べ。
そんだけのことよ。
トレードも同じでしょうよ。
心構えの本ばっかり読んでると、具体的な知識は何もないのに、あたかも自分はすでに最強のトレーダーであるかのように錯覚するかもしれないたぬ。
でもそれは錯覚たぬ。本当に大事なのは具体的な知識のほうたぬ。
心構えの本はとりあえず、1冊読めば十分たぬ。
その1冊として推しておきたいのはベレス&カプラの本たぬ。
④ 分析を勉強する
そういうわけで、さしあたり重要なのは分析の技術たぬ。
いろんな分析の仕方があるたぬけど、とりあえずこの記事で基本的な分析のジャンルのお話してるたぬ。
テクニカル分析
テクニカルは潰しが利く分析たぬ。つまり、他の銘柄のトレードにも基本的に流用できるたぬ。
「テクニカル分析入門」のカテゴリーにおいてある記事を、順番に読んで欲しいたぬ。
ファンダメンタル分析
とはいえ、テクニカルだけってのはちょっと心細いたぬ。
確かにテクニカルだけで勝ってるトレーダーもいるみたいたぬ。最終的にはファンダなんていらんってなるかもしれんたぬ。
でもそれは「最終的に」判断することたぬ。まずは一通り勉強しておいたほうが安心たぬ。
ファンダメンタルの方が応用的で複雑だからこのブログではあんまり書いてないたぬけど「ビットコイン分析方法」「検討・考察」あたりのカテゴリーでちょいやってるたぬ。
⑤ トレードの経験を積む
とはいえ分析だけでは、「頭デッカチではやくにたたん!」ってことになっちゃうたぬ。
別に趣味で分析を勉強するのは構わんけども、たぶんトレードで利益を出すことが本当の目的のはずたぬよね?
そして他のことと同じように、実際にやってみて初めてわかることもあるたぬ。
番外編「裏入門」
というような路線で勉強したら、とりあえず通常のトレード入門にはなるんじゃね。
だが、まあだからといって実戦でどこまで役にたつかはわからん。
そんなわけで、環は姉妹ブログに「裏入門シリーズ」を書いておりますたぬ。
より実戦を意識したものです。
しかし必ずしも常識的な入門方法ではないかもしれません。
が、環っぽいやり方としては明らかにこちらになろうよ。
そもそも環っぽくない方がいいなら、こんなわけわからんブログよりも普通の本を読んだ方がいい気がするぜ?
そして勝つ
勉強して実践もはじめた。
あとはそれらを繰り返し、勝って利益を上げることたぬ。
その「繰り返し」を意識するためにも、記録をつけることをお勧めするたぬ。
「いつ、なぜエントリーして、なぜ決済したのか」を明確にして反省を繰り返そうたぬ。
例えばビットコインの記録ならこのあたり。
・・・というのが昔の記録です。
最近だと姉妹ブログのこの辺り。
以上!勝った金で食う飯はうめえ