Phemex概要
2019年に出来たクリプト取引所です。
ホームページに所在地が書いておりませんが、CMCにシンガポールと書いてありました。
Phemex trade volume and market listings | CoinMarketCap
こちらの取り扱い、後述のように、現物(spot)とデリバティブ(contract)両方あります。
現状、デリバティブの取引高はDeribitやBitmexを追い抜けるかどうか、といった感じです。
最上位ではありませんが、bitFlyerやBitfinex以上でした。
というわけで、新興としてはかなり頑張っているようです。
特徴
現物取引所併設・クレジットカード決済対応
こちら現物取引所がございます。
また、決済にクレジットカードやApple payが使えるようです。
携帯版画面です。
環は使ってませんが、フォロワーの方から大会エントリーのためにクレカで現物買ったよという話を聞きました次第。
最大レバ100倍
これは標準的な仕様といってよかろうよ。特に説明はいらなんと思います。
https://phemex.com/user-guides/what-is-leverage
取り扱い銘柄、結構豊富
BTCやETHといった、どこにいってもあるおなじみのもありますが、
YFI、DOGE、TRX...などのデリバティブもあるもよう。
最近話題(になった)銘柄ですね。
公式日本語対応アリ
一応、公式で日本語設定ができますたぬ。
PC画面右下。
が、例によってやはりトレードの専門用語など(「成行」「指値」とか)、こなれない日本語なので、英語で見た方がいいと思いますだと思います。
現在取引手数料はBybitと同じ(だが、より安くなりうる)
デリバティブ手数料は・・・
- メイカー -0.025%
- テイカー 0.075%
改定前のBybitと同じ。
なお現物は、テイカーメイカーどちらも0.1%です。
ただし、プレミアム会員(有料)、もしくはプレミアム会員トライアル(7日間無料)になると、現物取引手数料がなくなります。
注意点
現物(spot)口座とデリバ(contract)口座が別
現物口座とデリバ口座が別なので、もしデリバをやろうと思ったら、
BTCを(現物口座に)入金→現物口座からデリバ口座へ移動
という処理をする必要がございます。
入金すると「spot」の残高が増えますが、このままだと「contract」(デリバティブ)の残高はゼロのままです。
「contract」をクリックして、「spot」から資金を移動する必要がございます。
UIがわかりにくい
個人差ありと思いますが、何人かのユナテッドたぬきメンバーからはUIわかりにくいという話ございました。
環が一番気になったのは、スマホ版だと、先にロングかショート決めてタップしてから、その後に成行や指値を選択するという仕様になっていたことですたぬ。
まずこうやってロングかショートか選択してから・・・
次に実際に発注する。
なので、「このライン抜けた方についていく」といったやり方をするのには不便を感じました次第です。
鉄火場では使いにくい、という感じです。
UIはそのうち改善されて欲しいですたぬ。
備考 「成行の約定力が良い(良すぎる)」「勝ったはずなのに残高減ってる」「ストップロスが刺さりやすい」...?
またチームでは、「成行の約定力が良い」といったポジティブな声と同時に、「ストップロス刺さるのが早い」「勝ったはずなのに残高減ることがある」といった声も聞きました次第です。
これらについては、スリッページの仕様ページをみると何かしらわかるかもしれません。長いですが、引用です。強調は環。
トレーダーが成行注文でポジションを建てると、システムは実際に注文数量に基づいて特別なタイプの指値注文に変換します。数量が 15000 未満の買い注文を発注する場合、指値価格は現在の希望価格より 3ティック高い値に設定されます。売り注文を発注する場合、指値価格は現在の買値より3ティック低い値に設定されます。許容される距離は、注文数量が5000枚追加されるごとに1ティック増加します。最大許容距離は50ティックです。
関連する緊急性のため、このプロテクション機能はポジションを閉じることに対してより寛容になります。トレーダーが成行注文でポジションを決済すると、システムはより多くのスリッページを許容します。
買いの成行注文でポジションを決済すると、指値は2つの選択肢のうちの1つになります。指値価格は、買値×125%またはバンクラプト価格のどちらか小さい方になります。
売りの成行注文でポジションを決済する場合、指値価格は以下の2つの選択肢のうち大きい方になります。売値×75%または破産価格のいずれか大きい方になります。
ごく稀に、承認された範囲内に十分な注文がない場合、トレーダーの成行注文は、部分的に許容される最大価格までしか満たされず、残りの約定は取り消されて戻されることがあります。
ストップロスは逆指値で成行を発動するということなので、こういう成行処理の仕様のために上記のような感想を持つ人も居たのかもしれません。
まとめ: ちゃんと拡大していきそうなのでこれからに期待
というわけで、不便な点もありましたが、これらが改善されて、さらに規模が大きくなればと思いますたぬ。
出来ればMT4に対応して欲しい次第です。
また大会開かれたら参加したいですたぬ。次こそは入賞を目指し鯛!