[2021年3月大幅更新 ←2019年初稿]
最初にこの記事を書いたとき、環はあまりAxioryに魅力感じてなかったのですが、
2021年3月現在はむしろ一番使ってるブローカーになりましたぬき。
というわけで、こちら大幅に内容を書き直しております。
Axioryとは
FXブローカーとしては2011年から営業開始で、今年で10周年となっておりますもよう。
とりあえず金融ライセンスあるだろうな?
Axioryはベリーズで金融ライセンスを持ってるたぬ。
ベリーズ諸島にて国際的金融商品取扱業者として、IFSC (International Financial Services Commission) より許認可及び規制を受けています。IFSC/60/255/TS/19
最低限何かしら金融ライセンスを持っていてほしいところではありますが、ベリーズのライセンス基準は他のところに比べて緩いそうです。
Axioryの長所
① ビットコイン入金が可能
ほとんどのところで現在対応をあまり見ないと思いますが、Axioryではビットコイン入金が可能となっておりますたぬ。
ビットコイン入金が可能だから、高い手数料払って「海外送金」する必要もないし、クレカを持ってない、あるいは使いたくない場合でもBTCで入金できる。
よって、BybitなどでBTC増やしたら、一々日本円に戻さずともFXや株価指数ができる。
ビットコイン入金の手順は下の記事にまとめたぬき。
② ハイレバ(最大400倍)・追証なし・証拠金維持率20%
まあこのスペックはほとんど海外FXではデフォで、特段騒ぐようなこともなし。
もちろん追証なし(ゼロカット)
追証請求はございません。
お客様のご口座がお取引によりマイナス残高となった場合、一定時間をもちまして、弊社にて口座残高をゼロにリセットさせていただきます。
証拠金維持率は20%
証拠金維持率が20%を下回った場合、所有ポジションのうち最も損失の大きいものから順に、証拠金維持率が20%を超えるまで、自動的に強制決済されます。
これはXMと同じく低水準たぬけど、iFOREXの「0%」には叶わないたぬね。
③ スキャルピング可・EA可・両建て可
スキャルピング公認
スキャルピング(超短期売買)は可能です。また、スキャルピングの回数に制限は設けておりません。
EA使用可
エキスパートアドバイザ(EA)の使用制限はありません。
両建て可能
両建て取引は可能です。
ただし、完全な両建て注文を保有時であっても、スワップ等による評価損の影響により、片方の取引が強制ロスカットとなった時点で、両建てが解除され、反対側のポジションを保有する為に必要証拠金が必要となります。
両建て取引の際は、十分な余剰証拠金を保有した上でお取引ください。
以上の条件はiFOREXではダメだとされている。けど、全てXMでもできるよ。
④ 口座維持費・休眠口座手数料などない
口座維持費なし
スタンダード口座・ナノスプレッド口座ともに、口座維持手数料はかかりません。
休眠手数料なし
スタンダード口座・ナノスプレッド口座ともに、休眠手数料はかかりません。
・・・これは地味だけど、XMやiFOREXにはなかった長所ですたぬ
⑤ MT4・MT5対応
MT4はチャートツール&注文システムを兼ねたソフトたぬ。
MT4じゃないといやだっていうたぬきも少なくないたぬけども、BTCをメインでやってるたぬきには必ずしも必要ではないかもですね。
環はTradingViewのPremiumに課金してるので、そっちの方が便利ゆえMT4は発注以外では使っておりません。
⑥ 銘柄は割と豊富、個別株CFDもある
だいたい50種類以上はあるたぬ。
特にこの1年ほどで変わったこととして、個別株のCFDが取扱われるようになりましたぬき。
アップル、テスラなどなど。
個別株CFDもあまりやってるとこ思いつかなんでして、環がやってるとこだとiFOREXくらいですたぬ。
⑦ ナノスプレッド口座はECN方式
スタンダード口座は、STP方式による透明性の高いマーケットを、ナノスプレッド口座は、ECN方式によるフェアで流動性の高いマーケットをトレーダーに提供します。
ディーラーの仲介のないNDD方式にもSTPとECNとがあるたぬけども、ごく大雑把に言えばその中でもECNはよりブローカーの影響力がなく、取引が透明に市場に委ねられているっていうことのようです。
なお、一度決めた口座タイプは変更はできないけど、追加で別タイプのサブ口座を作ることができるよ。たぬ。
⑧ ナノスプレッド口座はスプレッドが狭い
ナノスプレッド口座は手数料が少しかかかる代わりに、スプレッドが狭くなっているタイプの口座ですたぬ。
普通のスプレッドより全然安上がりだと思いますたぬ。
https://www.axiory.com/jp/trading-condition/spreads-swaps-and-dividends
特に、日本がらみのやつ(日経・ドル円)や、資源貴金属(ゴールド・原油など)は、どのブローカーでもスプレッドが広くなりがちかと存じます。
しかし環は主に、米株指数とそれらをトレード対象銘柄にしてるのでスプレッドは死活問題ですたぬ。
なので、最近は主にAXIORYのナノスプレッド口座を使っている次第です。
あの「うーはースキャルピング」をやっていた口座だといえば、その使いやすさもある意味伝わりやすいかもしれません。
参考: うーはースキャ(姉妹ブログ)
⑨ 日本語がすごくしっかりしている
大手海外FX業者で、日本語対応があることは別に珍しいことではないたぬけど、Axioryはホームページもメールも、かなりまともな日本語で書いてあるたぬ。
Axioyの短所
とはいえ、短所といえなくもないこともやはりございましょうよ候。
「と、いえなくもない」と書いたのは、環には特に短所だと感じられないからです。
ただ人によってはね、と思うので、一応書いておいた次第です。
① 「ボーナスがほぼ全くない」
今まで取り上げたXMやiFOREXはジャンジャンボーナスをくれたぬきけど、Axioryはほぼ皆無たぬ。
たま〜に正月とかでやることがあったりするくらいみたいたぬ。
→量より質。むしろアキシオリーのボーナスは他より優秀じゃね?
他のところですと、初回入金時だけとか、新規登録者だけとか、そういう条件付きのボーナスがありがちです。
ところがAxioryのやるキャンペーン、全てではないかもしれませんが、既存ユーザーでも参加できるのです。
しかも、取引量次第では単なるクレジットでなく、ボーナスを日本円にして出金可能になったりもします。
今年の正月は10周年記念のため、上限10万円でした。かなりデカイ!
・・・そんなわけで、巷では「アキシオリーはボーナスがダメ」という印象有りかもでしょうが、むしろ長所に数えるべきと存じます。
② 「2万円未満の入金は別途手数料1500円かかる」
1回あたり、USドル200.00相当(20,000円、€200.00)未満のお取引の場合、一律、USドル15.00(1,500円、€15.00)の手数料をいただきます。
*なお現在、一時的に入出金手数料無料キャンペーンやっておりますたぬ
→2万円以上の入出金にすりゃいいだけ
別に2万円以上なら問題ないんでそうすりゃよくね。
「いや少額しかないんや!!!」
そういう気持ちは痛いほどわかります。
わかりますが、少額スタートはフルレバしてゼロカットを招くことになるんじゃね?
もちろんうまくやれる人はいるでしょうよ。
ですが、環はもう少し余裕ある取引の方が無難じゃねと思います。
やはり姉妹ブログにそんなような話書いたので、よろしければ。
③ ID認証サービス「Jumio」の登録が必要
現在Axioryは取引先銀行が、リヒテンシュタインのユニオン銀行というところにございます。
そのため、ユニオン銀行からの要請によってこのJumioを使った個人確認をしているそうだよたぬ。
この背景といたしましては、現在弊社ではリヒテンシュタイン公国のユニオン銀行(スイス管轄下)と提携しております。
これに伴いユニオン銀行からの要請を受け、全てのお客様にJumioでのIDの登録をお願いいたします。
そんなわけで、他の業者に比べると一手間余分にかかるたぬ。
登録自体はそんな大変なことではないたぬけども、面倒は一個多いと言わざるをえまいて。
まとめ
- スプレッドが狭い(ナノ口座)。
公認されているし、スキャルピング主体でも使いやすい。 - 個別株CFDも追加され、取扱銘柄も豊富になった。
- BTC入金ができる数少ないブローカー。
- ボーナス頻度は低いが、たまにやる時の質は高い。
出金可能なボーナスはかなりレア(少なくとも大手ではほとんどないと思う)。
・・・ということで、現在環が一番気に入ってるのはこのAXIORYという次第です。
口座開設の手順は↓にまとめたぬき。