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かびたぬと再会する日まで頑張ります

【BTC現物取引】 第1回 FXと比べたメリットとデメリット(2021年版)

Bitget

 

 

 

 

 

現物取引とは

現物取引っていうのは、実際にそれを売買することたぬ。

ビットコイン現物なら、ビットコインの現物を取引する。

そのまんますぎるが、それ以外に言いようもなかろうよ。

 

 

ちょっと待てや。逆にいうと実際にビットコインそのものを売買しないビットコイントレードもあるのか?」

と思ったそこのたぬき!その通りです。あるですたぬ。

 

それがデリバティブってやつたぬ。派生商品ということです。 

先物、CFD(FX)、オプションなど。

 

ただ、ややこしくなるからデリバティブの話はまた今度ね。 

 

今回はちょっとだけFXと比較しながら、現物のメリットとデメリットを確認するたぬね。

 

 

 

現物取引のメリット

① ビットコイン現物を所有できる:

その気になれば何か買い物に使ったりできるたぬ。

まあ現在、日常生活で決済目的でビットコインを使うことはそんなにないかもと思います。

 

どっちかというと、デリバティブのデメリットを回避しながら利益を出すという目的で現物をやるんではなかろ〜か。詳しくは追々話しましょう。

 

 

② 元手以上の損失が出ない:

入門たぬきにとっての最大のメリットはこれではないでしょうか。

 

例えば1万円分のBTCを買って持っているとするたぬ。

ある日突然BTCの価値がゼロになったとしよう。不吉な想定だが!

その時、損失は最大でも購入金額の1万円だけたぬ。

普通に商品を買ったときと同じたぬね。リンゴ100円で買って腐らせたら100円損したという話だ。

 

でも、FXなどのデリバティブでレバレッジをかけて取引すると追証といって借金みたいなのが発生することがあるたぬ。

 

さしあたり、現物取引なら追証がなく、損失は限定的だということだけ抑えたらよかろうよ。

詳しい話はFXのところでいたします。

tanubit.hatenablog.com

 

 

ガチホ(HODL)に向いている:

「ガチホ」っていうのは「ガチでホールド」のことたぬ。

利益が出ても損失が出ても、ちょっとやそっとで売らないで、長期間ずっと持っているという戦略のことたぬね。

 

ちな海外ではガチホのことをHODLとか申します。

HOLDと書こうとして誤字ったのがウケたらしく、すっかり定着致しました次第と存じます。

 

 

なんでそういうことをするかっていうと、主に二つの理由があるたぬ。

  • 理由1: バブル的暴騰を期待して待つ。
  • 理由2: 損が出ても回復するのを待つ。(そして暴騰するのを期待)

 

 要するに楽して一気に稼ぐことを期待して放置することがガチホの理由たぬ。

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急騰を期待してガチホするたぬき

 

現物と違って、デリバティブでは長期保有すると手数料とかもバカにならん。 

よってガチホするなら現物になろうよというわけです。

 

 

 ...ただガチホこれは後述するようにデメリットと紙一重でもある。

 

 

 

 

 現物取引のデメリット 

① 元手が十分ないと利益を出しにくい

例えばこういうの考えてみよう。

 

1BTC=100万円の時に10BTC買って、101万円のときに全部売ったとすると、10万円の儲けが出るたぬね。

 

 (101万-100万)×10=利益10万円

 

でもほとんどの入門たぬきそんな金ねーわな。1BTC=100万円のときに10BTC買うだけのお金(1000万円!)は大金ですよね。

持っていたにしても初めてやるトレードで1000万円もブッコムのは非常に勇気がある、というか無謀たぬ。

 

じゃ、1BTC=100万円のときに、せいぜい0.1BTC(10万円分)を買ったとするたぬ。

それをさっきのケースと同じく101万円のときに全部売ったとすると、利益は1000円たぬ。

 

 (101万-100万)×0.1=利益1000円

 

 

...正直にいってほしいたぬ。

こんな利益じゃショボくてやる気にならんくないたぬか?

 

このように、現物取引は損失が少ない代わりに利益も少ないたぬ。

十分な利益を出すためにはそれなりの元手を用意しなければならないたぬ。

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現物取引は十分な元手がないとあまり利益が出せない

 

 

「ちょっと待てや。逆にいうと現物取引じゃなければ元手が少なくても稼げるのか?」と思ったそこのたぬき!

 

そう、それがデリバティブの魅力だ。

 

デリバティブでは、レバレッジをかけた取引ができる。

レバレッジとは元手である証拠金の何倍ものお金を動かすことができる仕組みたぬ。詳しい話はFXの回で。

 

  

② 買いからしか入れない

現物取引だと、ともかくビットコインを買ってそれを売ることによってしか利益が出せないたぬ。

 

けれども、例えば価格が下がってるときに買ってしまうと、さらに下がって行ってどんどん損をすることもあるたぬ。

下がりきって再び上がる時を待つのは時間がかかるし、タイミングを掴むのも難しいたぬ。

 

 

「ちょっと待てや。逆にいうと現物じゃなければそれ以外の儲け方があるのか?」と思ったそこのたぬき!

 

そうざんす。デリバティブならできる。

 

空売り(ショート) と言われるやつです。

 

空売りというのは、買う前にいきなり売ることたぬ。

簡単にいうと、先に売って、後から買って帳尻を合わせる、という仕組みたぬね。

 

デリバティブなら空売りができる。

そしてこれができると、暴落していく時にも利益が出せるたぬ。

詳しい話はFXの回でするたぬね。

 

 

ガチホしてしまいがちになる

さっき、ガチホはデメリットと紙一重と申しましたぬこ。

 

どんなデメリットか。

買った価格より下がって損になっているとき、それを売らないで持ち続けていたらどんどん下がっていって、もう売るに売れなくなっちゃうという事態が起こる、ということたぬ。

 

こういう風に損している状態のものを持ち続けることを「塩漬け」といったりするたぬ。

 

塩漬けして回復したらまあいいたぬ。

でも、下手をすると限りになくゼロ円になるくらいまで下がり続ける可能性だってあるたぬ。だから、「損切り(ロスカット)」もときに大切たぬ。

 

けれども、「ガチホ」という大義名分があると、損切りを適切に行えず、傷が浅くて済んだはずの損がどんどん拡大してしまうかもしれないたぬ。

 

つまりガチホは塩漬けの言い訳になりかねないということたぬ。

自制心次第ではあるが、なかなか難しい次第です。

 

 

それから、もちろん取引所にもよりけりたぬけど、現物取引はFXに比べて手数料が高いことも少なくないたぬ。

するとこまめな損切りなどをするとそれだけ手数料がかかってしまうから、ちょっと腰が重くなってしまったりしがちたぬ。

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暴落して売るに売れなくなったたぬき

 

 

 

以上、メリットとデメリットを3つずつ紹介したぬき。

 

 

今回の要点

  • 現物取引は損失が少ない代わりに利益も少ない。
  •  現物取引は追証がない
  • 現物取引は長期保有に向いているが、短期トレードのタイミングは限られる。

 

 

追記(2021年3月):

この記事を最初に書いた時、2019年秋は相場がどうしようもない腰抜けっぷりでした。

よって、当時、少なくとも環には短期トレードを主体で考えるしかない状況でした。

 

しかし、2020年末より、現在ビットコインはATH(史上最高値)をガンガン更新する超強気相場です。

こういう強気相場なら、現物でも十分利益出せると思います次第。

というわけで、環は現物買っております。

 

 

 

現物の次回記事:

tanubit.hatenablog.com