以前、販売所と取引所を比較したとき、いくつかの販売所のえげつないスプレッドを紹介したぬき。
けれども、「たまたまそれらの例だけがスプレッドすごいだけど、ほかの販売所は違うんじゃないたぬ?」と思われたかもしれんたぬ。
そこで今回は販売所のえげつなさを実感して貰うためにかなりいろんなところのスプレッドを持ってきたぬき。どの販売所かも明記するたぬ。
そして、なるべく不公平にならないように、全ての販売所価格のスクショは2019年10月26日の夕方に撮り直してあるたぬ。同時に全部スクショできたわけじゃないから、若干のズレはあるたぬけど、そこは勘弁してくれたぬ。
【2019年10月26日の情報】
復習: 販売所と取引所のちがい
似たような名前たぬけど、完全に別物たぬ。以前書いたことを簡単にまとめると、
- 販売所 ≒ 中古ゲーム屋: 値段は向こうの言い値。常に販売所が有利でユーザー不利。
- 取引所 ≒ フリマアプリ: 値段は自分で設定(ただしすぐ取引が成立するとは限らない)
詳しくは現物取引の「第2回」を見てくれたぬ。
販売所のスプレッド比較
それじゃ、以下、アルファベット順にどの販売所がどれだけえげつないスプレッドなのかを画像付きで見て行くたぬ。
bitFlyer
スプレッド: 1040304-989334=50970円
早速えげつねえのたぬ。スプレッド5万超えたぬ。
以前の記事では4万5千円だったぬきだけどさらに拡大しているたぬ。もはや販売所界のレジェンドたぬ。
現在新規登録できるところとしては最大のスプレッドたぬ。あえてここを使うとどうなるかについては、この記事の最後の方を見てくれたぬ。環が人柱になってきたぬき。
尚、bitFlyerは「取引所」併設たぬ。そっちで売買すれば関係ないたぬ。FXもやってるたぬ。
BITMAX
おなじみ通信アプリ、LINE(ライン)が始めた出来立てホヤホヤの販売所たぬ。
スプレッド: 1020436-989395=31041円
しかもビットマックスは現在取引所もFXもないたぬ。だからトレード 利益を追求するビットコイナーには無縁と思うたぬ。
DMM Bitcoin
スプレッド: 1030127-1027042=3085円
スプレッド何万円とかいう異常な世界に慣れると、なんだか3000円が小さく見えるたぬ。でもそれは錯覚たぬ。3000円のスプレッドは十分広いたぬ。取引所でスプレッド3000円とか出たら「は?」ってなるレベルたぬ。他が異常に広すぎるだけたぬ。
尚、DMM Bitcoinでは取引所の併設がないたぬ。ただBITMAXと違って、FXはできるたぬ。
GMOコイン
スプレッド: 1043363-1011363=32000円
取引所ではかなり優秀なGMOコインたぬけど、販売所のスプレッドはすごく広いたぬ。やはり併設されている取引所でのトレードをすれば問題ないたぬ。FXもあるたぬ。
Zaif
1129861-991247=138614円
スプレッド約14万円たぬ。ぶっちぎりでスプレッドキングたぬ。
つまり1BTC買ってすぐ売ったら、それだけでマイナス14万円たぬ。悪夢たぬ。利用する意味がわからんたぬ。
Zaifも取引所とFXがあるたぬ。そっちを使えば問題ないたぬ。
販売所なしのところ
Bitbank, Bitpoint
これらは現在販売所ないたぬから、取引所と間違える心配もないたぬね。
販売所で生贄になってみた
「でもいまいちスプレッドが広くて損するってことがどういうことかわからんなあ」というたぬきたちのために、環がわざわざ生贄になってきたぬき。
こんなことわざわざしたくねえたぬ。「絶対損する」ってわかってることたぬから。生贄になった気分たぬ。
でも初心者たぬきたちによく理解してもらいたいから、環が自分のお金を10万円以上使って「販売所」を使ってみたぬき。
どうせならわかりやすいやつがいいたぬ。
今回使った販売所は、現在新規登録ができる中で最もスプレッドの広いbitFlyer(ビットフライヤー)たぬ。
せっかく生贄になったぬから、よく見ていくことたぬ。
買ったふりとかじゃなくマジで買ってるたぬ。それが伝わるように、画面サイズ切り取りもしない完全無加工で貼り付けるたぬ。ちょっと見にくくてすまんたぬ。
まず販売所の注文画面たぬ。
最近環はbitFlyer使ってなかったぬきだけど、この企画のためにわざわざ約14万円を用意しておいたぬき。
そして0.1BTC=106417円で買いを注文するたぬ。
次に、 注文確認画面たぬ。
ここまでは、実際に買うつもりがなくても進めるたぬ。引き返すなら今しかねえたぬ!
・・・じゃ、買ってやるたぬ。嫌だなあ・・・たぬ。
・・・よく見たら0.12くらいになってるたぬ。なんか誤タップして0.02(約2万円強)分余分に買ってしまったみたいたぬ。凡ミス最悪たぬき〜。
そして・・・
ギョエ〜たぬ。
買った瞬間、日次損益が崖みたいに急落して赤字になったのがわかるたぬ。
最初からわかってたことたぬけど、実に気分が悪いたぬ。確実に損するとわかってる取引をわざわざすることも合わせてクラクラするたぬ・・・。不条理たぬ・・・。
しかもなんか、「・・・なんで0.02余計に買っちまったんだ?」とか考えているうちに暴落もはじまって普通に爆損していたぬき。ヒィヒィ〜たぬ。
・・・どうだったかな?たぬ。生贄の例まで見たら、流石に販売所のヤバさは伝わったと思うたぬ。まあ最後の暴落したところは販売所のせいではないたぬけど。
環がこの企画を通して得た唯一のものは、「古代宗教で生贄にされた供物の気持ちが少しわかった気がする」ことたぬ。はっきりいって一生関係ねえことたぬ。
そんなわけで、現物やるなら販売所でなく取引所がオススメたぬ。
取引所のオススメは「第4回」を見てくれたぬ。リンク貼っとくたぬね。