たんたん環の仮想通貨NFT

かびたぬと再会する日まで頑張ります

【FX・CFD】BTC入金可能、AXIORYの基本事項

[2021年3月大幅更新 ←2019年初稿]

最初にこの記事を書いたとき、環はあまりAxioryに魅力感じてなかったのですが、

2021年3月現在はむしろ一番使ってるブローカーになりましたぬき。

 

というわけで、こちら大幅に内容を書き直しております。

 

 

 

Axioryとは

AXIORY(アキシオリー)はベリーズに本拠地を構える、CFD・FX業者たぬ。

FXブローカーとしては2011年から営業開始で、今年で10周年となっておりますもよう。

 

とりあえず金融ライセンスあるだろうな?

Axioryはベリーズで金融ライセンスを持ってるたぬ。

ベリーズ諸島にて国際的金融商品取扱業者として、IFSC (International Financial Services Commission) より許認可及び規制を受けています。IFSC/60/255/TS/19

 

https://www.axiory.com/jp/beginner/license/

 

最低限何かしら金融ライセンスを持っていてほしいところではありますが、ベリーズのライセンス基準は他のところに比べて緩いそうです。

 

Axioryの長所

① ビットコイン入金が可能

ほとんどのところで現在対応をあまり見ないと思いますが、Axioryではビットコイン入金が可能となっておりますたぬ。

 

 

ビットコイン入金が可能だから、高い手数料払って「海外送金」する必要もないし、クレカを持ってない、あるいは使いたくない場合でもBTCで入金できる。

 

よって、BybitなどでBTC増やしたら、一々日本円に戻さずともFXや株価指数ができる

 

ビットコイン入金の手順は下の記事にまとめたぬき。

tanubit.hatenablog.com

 

 

② ハイレバ(最大400倍)・追証なし・証拠金維持率20%

 まあこのスペックはほとんど海外FXではデフォで、特段騒ぐようなこともなし。

  

もちろん追証なし(ゼロカット)

追証請求はございません。
お客様のご口座がお取引によりマイナス残高となった場合、一定時間をもちまして、弊社にて口座残高をゼロにリセットさせていただきます。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/nbp/

証拠金維持率は20%

証拠金維持率が20%を下回った場合、所有ポジションのうち最も損失の大きいものから順に、証拠金維持率が20%を超えるまで、自動的に強制決済されます。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/losscut/

 

これはXMと同じく低水準たぬけど、iFOREX「0%」には叶わないたぬね。

 

 

③ スキャルピング可・EA可・両建て可

スキャルピング公認

スキャルピング(超短期売買)は可能です。また、スキャルピングの回数に制限は設けておりません。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/scalping/

EA使用可

エキスパートアドバイザ(EA)の使用制限はありません。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/ea/

両建て可能 

両建て取引は可能です。
ただし、完全な両建て注文を保有時であっても、スワップ等による評価損の影響により、片方の取引が強制ロスカットとなった時点で、両建てが解除され、反対側のポジションを保有する為に必要証拠金が必要となります。
両建て取引の際は、十分な余剰証拠金を保有した上でお取引ください。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/buysell_order/

 

以上の条件はiFOREXではダメだとされている。けど、全てXMでもできるよ。

 

 

④ 口座維持費・休眠口座手数料などない

 

口座維持費なし

スタンダード口座・ナノスプレッド口座ともに、口座維持手数料はかかりません。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/fee/

休眠手数料なし

スタンダード口座・ナノスプレッド口座ともに、休眠手数料はかかりません。

 

https://www.axiory.com/jp/faq/inactive/

 

・・・これは地味だけど、XMやiFOREXにはなかった長所ですたぬ

 

 

⑤ MT4・MT5対応

MT4はチャートツール&注文システムを兼ねたソフトたぬ。

 

MT4じゃないといやだっていうたぬきも少なくないたぬけども、BTCをメインでやってるたぬきには必ずしも必要ではないかもですね。

 

環はTradingViewのPremiumに課金してるので、そっちの方が便利ゆえMT4は発注以外では使っておりません。

 

 

⑥ 銘柄は割と豊富、個別株CFDもある

だいたい50種類以上はあるたぬ。

 

特にこの1年ほどで変わったこととして、個別株のCFDが取扱われるようになりましたぬき。

アップル、テスラなどなど。

 

個別株CFDもあまりやってるとこ思いつかなんでして、環がやってるとこだとiFOREXくらいですたぬ。

 

 

⑦ ナノスプレッド口座はECN方式

スタンダード口座は、STP方式による透明性の高いマーケットを、ナノスプレッド口座は、ECN方式によるフェアで流動性の高いマーケットをトレーダーに提供します。

 

https://www.axiory.com/jp/service/account/

 

ディーラーの仲介のないNDD方式にもSTPとECNとがあるたぬけども、ごく大雑把に言えばその中でもECNはよりブローカーの影響力がなく、取引が透明に市場に委ねられているっていうことのようです。

 

なお、一度決めた口座タイプは変更はできないけど、追加で別タイプのサブ口座を作ることができるよ。たぬ。

口座開設後の口座タイプ変更はできません。
追加口座を申請し、ご希望の口座タイプをお選びください。
追加口座の開設方法は、アカウントの追加手順の詳細ページよりご確認ください。
 

 

 

⑧ ナノスプレッド口座はスプレッドが狭い

ナノスプレッド口座は手数料が少しかかかる代わりに、スプレッドが狭くなっているタイプの口座ですたぬ。

普通のスプレッドより全然安上がりだと思いますたぬ。

https://www.axiory.com/jp/trading-condition/spreads-swaps-and-dividends

 

特に、日本がらみのやつ(日経・ドル円)や、資源貴金属(ゴールド・原油など)は、どのブローカーでもスプレッドが広くなりがちかと存じます。

 

しかし環は主に、米株指数とそれらをトレード対象銘柄にしてるのでスプレッドは死活問題ですたぬ。

 

なので、最近は主にAXIORYのナノスプレッド口座を使っている次第です。

 

あの「うーはースキャルピング」をやっていた口座だといえば、その使いやすさもある意味伝わりやすいかもしれません。

参考: うーはースキャ(姉妹ブログ)

tanukinvest.com

 

 

⑨ 日本語がすごくしっかりしている

大手海外FX業者で、日本語対応があることは別に珍しいことではないたぬけど、Axioryはホームページもメールも、かなりまともな日本語で書いてあるたぬ。

 

 

 

Axioyの短所

とはいえ、短所といえなくもないこともやはりございましょうよ候。

 

「と、いえなくもない」と書いたのは、環には特に短所だと感じられないからです。

ただ人によってはね、と思うので、一応書いておいた次第です。

 

 

① 「ボーナスがほぼ全くない」

今まで取り上げたXMiFOREXはジャンジャンボーナスをくれたぬきけど、Axioryはほぼ皆無たぬ。

たま〜に正月とかでやることがあったりするくらいみたいたぬ。

 

→量より質。むしろアキシオリーのボーナスは他より優秀じゃね?

他のところですと、初回入金時だけとか、新規登録者だけとか、そういう条件付きのボーナスがありがちです。

 

ところがAxioryのやるキャンペーン、全てではないかもしれませんが、既存ユーザーでも参加できるのです。

 

しかも、取引量次第では単なるクレジットでなく、ボーナスを日本円にして出金可能になったりもします

 

今年の正月は10周年記念のため、上限10万円でした。かなりデカイ!

 

・・・そんなわけで、巷では「アキシオリーはボーナスがダメ」という印象有りかもでしょうが、むしろ長所に数えるべきと存じます。

 

 

② 「2万円未満の入金は別途手数料1500円かかる」

1回あたり、USドル200.00相当(20,000円、€200.00)未満のお取引の場合、一律、USドル15.00(1,500円、€15.00)の手数料をいただきます。

 

https://www.axiory.com/jp/service/pay/

 

*なお現在、一時的に入出金手数料無料キャンペーンやっておりますたぬ

 

→2万円以上の入出金にすりゃいいだけ

別に2万円以上なら問題ないんでそうすりゃよくね。

 

「いや少額しかないんや!!!」

 

そういう気持ちは痛いほどわかります。

わかりますが、少額スタートはフルレバしてゼロカットを招くことになるんじゃね?

 

もちろんうまくやれる人はいるでしょうよ。

ですが、環はもう少し余裕ある取引の方が無難じゃねと思います。

 

やはり姉妹ブログにそんなような話書いたので、よろしければ。

tanukinvest.com

 

 

③ ID認証サービス「Jumio」の登録が必要

現在Axioryは取引先銀行が、リヒテンシュタインのユニオン銀行というところにございます。

そのため、ユニオン銀行からの要請によってこのJumioを使った個人確認をしているそうだよたぬ。

この背景といたしましては、現在弊社ではリヒテンシュタイン公国のユニオン銀行(スイス管轄下)と提携しております。

これに伴いユニオン銀行からの要請を受け、全てのお客様にJumioでのIDの登録をお願いいたします。

 

https://www.axiory.com/jp/2019/3443/

 

 

そんなわけで、他の業者に比べると一手間余分にかかるたぬ。

登録自体はそんな大変なことではないたぬけども、面倒は一個多いと言わざるをえまいて。

 

 

まとめ

 

  • スプレッドが狭い(ナノ口座)。
    公認されているし、スキャルピング主体でも使いやすい。
  • 個別株CFDも追加され、取扱銘柄も豊富になった。
  • BTC入金ができる数少ないブローカー。
  • ボーナス頻度は低いが、たまにやる時の質は高い
    出金可能なボーナスはかなりレア(少なくとも大手ではほとんどないと思う)。

 

・・・ということで、現在環が一番気に入ってるのはこのAXIORYという次第です。

 

口座開設の手順は↓にまとめたぬき。

tanubit.hatenablog.com

【BTC中級】ビットコインのOI(建玉)を読む (PART1改)

ビットコインのOI(建玉)を読む (PART1改)

 【更新: 2021年3月 ←2019年10月執筆

 

 

今回はOI(建玉)に注目するという手法を紹介するたぬ。

PART1ではOI(建玉)を見ることの意味と、どうやって見るかのかの基本的な方法を紹介するたぬ。

 

OI(建玉)とはなにかな?

 

OI(Open Interest)

OIっていうのは、未決済ポジション=建玉のことたぬ。

 

つまり、エントリーしてからまだ決済されてない、ロングまたはショートのポジションのことたぬ。

f:id:tanubit:20191030215246p:plain

 

本質的なことではないけど、「建玉」の読み方は「たてぎょく」たぬ。「けんだま」じゃないたぬよ〜。

 

 

OI分析は何の役に立つ?

簡単にいえば、OI分析というのは価格変動の燃料を発見することとして役に立つたぬ。

 

OI情報には何が関係するのか

OIの情報をつきつめると、「誰がいつからどのくらいの価格帯で、買いか売りか、どれだけの量のポジションを持ったままの状態か」がわかるたぬ。

 

これによって、ビットコインの値動きを、価格チャートだけ使う場合よりはるかに予測しやすくなることが期待されようよ。

もちろん、必勝法とかではないたぬから過剰な期待はしてはいかんたぬよ。

 

 

「誰が」「どの価格帯で」かまでいくと結構難しくなってくるたぬけど、「いつから」「どれだけの量の」は比較的簡単にチェックできるたぬ。

このPART1では「どれだけの量の」「買いか売りか」のチェックの話をするたぬ。

 

 

ちなみに「どの価格帯で」はPART3を見てね。たぬ。

 

tanubit.hatenablog.com

 

OI分析のポイントは「反対売買」

なんでそんな風に使えるかということのポイントは、BTCFXの決済は基本的に反対売買によってなされるから、たぬ。

 

他の投資商品の場合、例えば株の信用取引や石油では、ポジションを現物で決済する、ということもままあるたぬ。

例えば100万円分の原油をショートして、その分を反対売買する代わりに現物で支払うってことたぬ。「現渡し」っていうたぬ。

 

ビットコインでもたまーにそれっぽい動きがあるたぬ。けれども、ビットコインでは現渡しなどはそんなに頻繁にあるわけではない・・・はず?

ビットコインは採掘コストがハッシュレートがコロコロ変わったり、半減期があったりするたぬから、レバレッジかけてぶち込んだポジション分を数週間後に現物で支払ってチャラにするみたいなことはしにくいはずたぬ。

 

・・・ただし現渡し・現引きはビットコインでもたまにおこるたぬ。

そういうことをチェックしてより精度をあげたくなったら、PART4を見てね。たぬ。

tanubit.hatenablog.comとりあえず、現引き現渡しは応用的な話としてここでは気にしないでよかろうよ

 

 

ショートカバーとロングメイキング

・・・となると、基本的に決済は反対売買で行われるたぬ。

 

とゆーことは、たぬ。

例えば現在めちゃくちゃ価格が落ちてきていて、ショートポジションがどんどん増えてるとするたぬ。

すると、いつかはそのショートは買い戻されなきゃいけないたぬね?

 

そして大量のショートを決済するっていうことは、その分買い注文が約定するってことたぬ。

大量に買いが入れば、値段はぎゅーんて上がるたぬ。

 

それが「ショートカバー」の正体たぬ。

 

 

なおロングが積まれすぎたために反対売買で価格が急落することは「ロングメイキング」というたぬ。

仕組みはショートカバーと同じ。

 

 

強制ロスカットはポジションが蒸発することではない

そしてこの「反対売買」の観点は強制ロスカット(清算、Liquidation)と密接な関係があるたぬ。

 

入門たぬきの中には、「強制ロスカットてポジションがなくなっちゃうことでしょ?」って思ってるたぬきもいるかもしれんけど、基本的にそうじゃないたぬ。

 

 

強制ロスカットは強制的に成行で反対売買を出されるためにポジションが解消される仕組みたぬ。

そしてみんな知ってるように、成行注文が大量に出されると価格に大きく影響するたぬ。

 

 

そしてこのことと、今話した「OIはいつか反対売買される」を組みわせて理解することが、OI分析ではとても大切なことたぬ。

 

つまり、大量の含み損ポジションは、そのまま損が拡大されるとそのうち強制ロスカットされることになり、強制ロスカットとは成行注文で反対売買させられることなので、価格に強烈な影響を与えるたぬ。

 

 

ここまでの要約: 偏ったポジションがある場合、一時的にせよ、その反対方向にぶっ飛ぶ可能性が考えらるたぬ。

 

 

ロングが多すぎるなら暴落、ショートが多すぎるなら暴騰たぬ。

もちろん絶対に起こるわけではないたぬ。あくまで、「警戒の必要がある」ってことたぬ。

 

f:id:tanubit:20191207012710j:plain

積まれたOIに注意!

 

OIの急増急減にも注意

そんなわけで、OIの急増急減は価格の急騰急落に関係しうるから非常に重要たぬ。

 

特に、「価格はほぼ横ばいor大して動かないのに、建玉が全然減らない」みたいな状況はぶっ飛ぶ可能性がより高いたぬ。記録にもよく出てくる話だな。tanubit.hatenablog.com

 

OIをチェックする方法

OIは無料ツールを使ってチェック可能たぬ。いくつか紹介するたぬ。

 

(1)「BTC情報アラート (@btc_status)」

このTwitterアカウントでは定期的にビットコインの情報が配信されてるたぬ。

その中にはOI情報もあるたぬ。非常に便利たぬから必ずフォローしておくたぬ。

 

具体例(2019年10月25-26日 急騰)

 

例えばこんな感じたぬ。

 

この10月26日頃、大暴騰があったぬけど、注目は上の画像三段目「建玉」たぬ。

この時も、価格はダラダラしていたぬきけど、建玉はめちゃくちゃ高水準だったぬき。

 

参考: 10月25-26のチャート

f:id:tanubit:20191207005145p:plain

 

 

 

 

・・・ただ、現在このbotで配信されている情報では、Bitmexの建玉は総量はわかっても、それが買いなのか売りなのかはわからないたぬ。どっちなのかによって考えるべきことは全然違うたぬよね?

 

2021年3月追記:

現在このbotではBinance F、Bitmex、Bybit、FTX、Okex、HuobiのOIの情報が配信されております。

加えて、DeribitのオプションOIも見れる。

最初にこの記事を書いた時よりかなり色々見れるようになりました。ありがとうございますたぬ。

 

 

ここでは詳しく載っている、Bitfinexのポジションをチェックして見よう。

 

 

 

ここで、もう一つ重要なことを言っとくたぬ。

 

Bitfinexのポジションはドル建て(BTC/USD)だけでなくテザー建て(BTC/USDT)のポジション量が載っているたぬ。

 

そして、特に投機的な目線を意識するとき、このテザー建てのポジションはとても重要たぬ。

テザー建てポジションは特に仕掛け的な性格が強く、これ次第で非常に大きな値動きが起こりえるたぬ。要チェックたぬ。

 

テザー建てについて、詳しくはPART2見てね。たぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

・・・その前にテザーが何なのかもよく知らんたぬきは「テザー入門」の記事を読んでおいて欲しいたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

 

(2) LSチェッカー

(1)と違ってこっちはポジション関連に特化したサイトたぬ。その代わり、1分毎に情報が更新されるたぬ。

bullbearanalyzer.com

 このサイトが嬉しい点は、それだけじゃないたぬ。

 

「ロスカット速報」がついてることたぬ。

 

これは「いつどのくらいの量のポジションがロスカットさせられたか」を教えてくれているたぬ。

急な値動きがあったとき、それは実質のある値動きなのか(トレンドになりそうか)、それとも単にショートカバーやロングメイキングのような決済だったのかを考える材料になるたぬ。

 

具体例 (2019年12月4日 急騰)

 

画像のように、この4日の夜に価格の急反発が見られたぬき。

f:id:tanubit:20191207002645j:plain

 

(このときのOI情報は画像2段目にも乗ってるたぬけど、TradingViewでのOIの見方は次の(3)で説明するのでここでは無視して欲しいたぬ。)

 

 

このときLSチェッカーをみると、OI増減は以下のようになってたぬき。

f:id:tanubit:20191207002932j:plain

 

右側、「ショートのポジション合計」の右端を見て欲しいたぬ。

この価格急騰の背景で、崖のようにショートが激減していることがわかるたぬ。

 

これはショートの反対売買としてのロングによる価格上昇、つまりショートカバーの動きたぬね。

 

さらにここでロスカット速報も確認すると、よりはっきりわかるたぬ。

f:id:tanubit:20191207003247p:plain

 

これは強制ロスカットされた量なので、価格変動があまりないときは「ゼロ」たぬ。

 

それに対して、このとき相当多くのショートが強制ロスカットされたってことがよくわかるたぬ。

 

そして強制ロスカットは成行による売買の強制たぬから、ショートの強制ロスカットは「成行買い」を意味するたぬ。

強制ロスカットとして成行買いが連発されるので、価格は一時的には急騰するたぬ。それがショートカバーたぬ。

 

こうして、LSチェッカーを見ると、この時の価格上昇は大量のショート強制ロスカットによるショートカバーだったとわかるたぬ。

 

そしてこれはショートカバーなのだから、その後価格上昇は持続せず、下がって行くことが予想されるたぬ。

 

実際このとき、急騰後数時間で全戻しで落下したぬき。

f:id:tanubit:20191207004052p:plain

二段目の水色のボックスはショート減をあらわしてるたぬ。この見方についてはすぐ(3)でお話しするたぬ。

 

 

・・・そんなわけで、こうやってOIをチェックすれば「ショートカバーに担がれてロングしたら即落下で爆死!」みたいなことを防ぎやすくなるたぬ。

 

 

(3) Trading View

Trading ViewBitmexのBitcoin価格に、Bitfinexのポジションを重ねることができるたぬ。さっき(2)ではったチャートの下段の正体はこれたぬ。

 

TradingViewを使えば、価格チャート見ながらOIをチェックできるので非常に便利たぬ。必ずチェックするたぬ。

 

 

設定は簡単たぬ。

 

まず、「比較またはシンボルの追加」のボタンを押すたぬ。たぬきのヘソみたいなマークのやつたぬ。

f:id:tanubit:20191030221342p:plain

 

 

すると検索枠が出てくるから、以下の4つを打ち込むだけたぬ。

BTCUSDLONGS (ドル建てロングのこと)

BTCUSDSHORTS (ドル建てショートのこと)

BTCUSTLONGS (テザー建てロングのこと)

BTCUSTSHORTS  (テザー建てショートのこと)

 

これで完了たぬ。色とかはお好みで変えてねたぬ。

 

 

Trading Viewのことをよく知らないたぬきは姉妹ブログに書いてある記事を参考にしてくれたぬ。

tanukinvest.com

一点だけ注意すると、Bitmexのチャートは「BTC」と打っても出てこないことたぬ。「XBT」って打つと出てくるから心配なさらんでたぬ。

Bybitは「BTCUSD」で出ますたぬ。

 

具体例(2019年9月25日 急落)

(1)と(2)は急騰ケースだったので、今回は急落をみようたぬ。

 

画像は9月25日のチャートたぬ。製作者名が「ponooko」ってなってるけどこれは環のTradingViewのIDたぬ。ポヌーコ...。

f:id:tanubit:20191207010124p:plain

 

まず価格が大暴落を起こしているのはみればわかると思うたぬ。

 

ここで、二段目のピンクの網がけを見て欲しいたぬ。

ここでは暴落前、ドル建てのショート(BTCUSDSHORTS)とテザー建てのショート(BTCUSTSHORTS)が高水準だったことがわかるたぬ。

 

そして上段の価格チャートを見ればわかるように、大暴落前から価格はジリ下げを続けていたぬきね?

 

今回の注目ポイントはこれたぬ。つまり「価格がさがってるのにショートは大して減ってくれない」っていうことたぬ。

 

なぜか。

ふつう、価格が下がったらショートは含み益が出ているたぬ。

そして、ある程度満足いくくらいの含み益が出たら、利確するはずたぬ。

利確するってことは、その分ポジションは減るたぬ。

だから、価格が下がったことに満足したのなら、ショートポジションは減っていくはず

 

にも関わらず、このとき、「価格がさがってるのにショートは大して減ってくれない」

それどころか、ドル建てのショートに至っては逆に微増してるたぬ。

このことが暗示するのはつまりこういうことたぬ。

 

 

ショーターの気持ち「この程度の下げでは満足しねえぞ!」

 

 

OI分析から外れるたぬけども、チャート見てわかるようにこのとき巨大な三角持ち合いの限界に差し掛かっていたぬき。

つまり価格チャート上からも巨大な値動きが予想されたぬき。

 

そしてOI分析に戻ると、どうもOIからはその「巨大な値動き」って下にいくんじゃね〜んかい?というのが環の分析だったぬき。

それが正しい判断だったことはチャートを見ればわかるたぬ。大暴落たぬ。

 

以上の話は「記録」にも載せてあるから、そっちも見てねたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

 

BybitでOIアラートを設定できる

Bybitがアプリで提供してるアラート機能はいくつかありますが、OIの変動もアラートを設定できますたぬ。

f:id:tanubit:20210309024849p:plain

 

アプリの下の「アラート」から、「未決済建玉変動アラート」へと進むと、任意の銘柄のアラートを設定できますたぬ。

 

ビットコイン以外にも、イーサやリップルなどもあるので、各自必要なやつをチェックしておきましょう。

www.bybit.com

 

 

まとめ

以上でOI分析の重要さは伝わったと思うたぬ。

ごくかいつまんで箇条書きでまとめると、

  • 偏ったポジションに注意
  • 反対売買がポイント
  • 強制ロスカットは成行注文
  • 価格変動がビミョーなのにOIが積まれてたら要警戒

 

 

今回はここまでたぬ。さんきゅ〜たぬこ。 

 

次回、OI分析のPart2としてテザー建てポジションの重要さや実際の例を紹介するたぬ。

テザー建てポジションは仕掛け的なやつを見抜く際に非常に重宝

tanubit.hatenablog.com

【仮想通貨初心者】トレード入門たぬき用まとめ

[2021年3月1日 更新 ←2019年11月16日]

 

 

 もう長らく存在を忘れておりました記事ですが、2020年末からのビットコインバブルのためかアクセス数が増えて参りましたので、こちらの記事も更新しようと思った次第ですたぬ。

 

トレードもオベンキョが大事

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最初に言っとくことがあるたぬ。

 

「なんか知らない言葉いっぱいあるけど、なんとなくこんな感じでええんちゃう?」っていうトレードは危険たぬ。

 

 

よくマーケットは戦場に喩えられるたぬ。

 

そんな戦場みたいなところに、なんの装備もなく、戦闘訓練を受けてもない一般人が放り込まれたらどうなるか。

明らかに勝つどころか、無傷で帰ってくることさえ奇跡頼みたぬ。

 

奇跡を信じることは結構たぬが、環はあんまり頼りたくねえと思う次第です。

 

 

 

何を勉強したらいいのか

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「勉強したほうがいいのはわかったけど、何をしたらいいのかわからん〜〜」

 

 

勉強できてないたぬきたちが、なんで勉強できてないのかの理由はむしろこれなんじゃないか?たぬ。

何をどう勉強したらいいのかがわからんってことよ。

 

 

 

特に、トレードの世界には断片的な情報が散らばっているけど、いわゆる義務教育みたいな共有されてるカリキュラムがないし、自分で何か選ぼうと思っても、変な商材や書籍をつかまされるリスクも少なくないたぬ。

 

 

そんなたぬきたちに、見取り図があったらいいなと思う次第。

 

以下、トレードと勉強をステップごとに示すたぬ。

 

もし「何を勉強したらいいか皆目検討もつかんし、トレード自体したことがない」てたぬきがいたら、まずこのステップ通りに、紹介した環の記事を読んでいって欲しいたぬ。

 

 

 

①トレード対象(銘柄)を選ぶ

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例えば仮想通貨なら、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)...などがあるたぬ。

山ほどあろうよ。カチカチ山かもしれねえな。

 

じゃどれを選ぶか。

 

 

いろんな基準がありえるたぬけど、足きり点のようにして基準にすべきことが一つあるたぬ。

 

悪いことは言わんので、最低限、時価総額や出来高の大きなコインを選ぶべきたぬ。

簡単にいえば、多くの人にトレードされているものを選ぶってことたぬ。

f:id:tanubit:20191020172956p:plain

 

確かに、誰もやってないようなマイナーコインはいつか大暴騰を起こす可能性はあるたぬけど、そのまま消滅する可能性もあるからたぬ。

 

そして、入門たぬきの目ではどれが暴騰するかどれが消滅するかを見抜くことはたぶん無理たぬ。

特に「ネットの評判をあてにする」なんてやったらまあカモちゃんになっちゃう。ネギもよろしくな。

 

 

時価総額などについてはリンク貼ったサイト(Coin Market Cap)が使いやすいたぬ。ここはブルームバーグが参照して記事にするような、信頼性の高いサイトとされているたぬ。

coinmarketcap.com

 

以上のような銘柄選びの話については、姉妹ブログのこちらの記事にもう少し詳しく書いてございます。

tanukinvest.com

 

 

(備考)

早速出鼻をくじくようでアレたぬけど、別に仮想通貨にこだわる必要もないたぬ。

 

仮想通貨サイトは当然、仮想通貨はトレードとしてイケてるぜ!って紹介するたぬけど、環は「別に仮想通貨以外でも良くね?」と思う。

というか、2020年末からのバブル的な相場が来る前は全然SPX(米株価指数)あたりの方がはっきり上昇トレンドを掴みやすかった次第です。

 

 

下の記事に他の投資方法と仮想通貨FXの比較をやってるたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

 

② 取引形態を選ぶ

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コインを選んだら、現物かFXか、どっちの取引形態でトレードするかを考えるたぬ。

入門たぬきはオプションや先物はとりあえず後にでもよかろうて。もちろんわかった方が良いですが、いっぺんにやるとパンクするかも。FXのやり方を覚えてからの方が理解しやすいと思うたぬ。

 

 

現物記事の「第1回」などに現物とFXの違いを書いてあるたぬ。

tanubit.hatenablog.com

2021年に入って、レバレッジの自主規制が各所で最大2倍という信じられん低い水準になり申したぬきです。

これは株の信用取引3.3倍よりも低い

 

また国内最大手のbitFlyerでは2020年4月末から新規登録者はFXが利用できなくなりましたぬきです。

 

 

よって、国内取引所のみの利用を考えている新規参入者は、事実上現物のみで考えるということになりそうですたぬ。

 

 

環はFXは海外のを使っておりまして、Bitmexが使えなくなった現在は主にBybitですたぬ。

理由はBitmexに使い勝手が似ているからです。

 

国内はbitFlyerとGMOです。

GMOコイン

 

 

③ 基本的な心構えは最小限でいい

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早速入門たぬきつまづきポイントたぬ。

 

つまづきっていうのは、「トーシロは心構えをわかっちょらん!全然勉強が足らん!」・・・ってことじゃないたぬ。

 

 

むしろ逆たぬ。

 

 

入門用の本や、有名トレーダーの一般向け書籍を読んだ入門たぬきたちは、心構えばっかり知っていてトレードそのものに関する知識が全然ないっていうことになりがちだと思うたぬ。

 

だから「プロスペクト理論ではこうだから〜」とか「大衆心理がなんちゃらりん」とか、そういう心構えはいっぱい知っていても、実際にそれを実行する仕方がわからないわけたぬ。

 

そして重要なのは具体的なスキルたぬ。

 

 

このことはトレード以外について考えたらすぐわかるベーよ。

 

「東大生はこう考える!」みたいな本読んでも東大生にはなれね〜べ。

そんだけのことよ。

 トレードも同じでしょうよ。

 

心構えの本ばっかり読んでると、具体的な知識は何もないのに、あたかも自分はすでに最強のトレーダーであるかのように錯覚するかもしれないたぬ。

でもそれは錯覚たぬ。本当に大事なのは具体的な知識のほうたぬ。

 

 

心構えの本はとりあえず、1冊読めば十分たぬ。

その1冊として推しておきたいのはベレス&カプラの本たぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

④ 分析を勉強する

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そういうわけで、さしあたり重要なのは分析の技術たぬ。

 

いろんな分析の仕方があるたぬけど、とりあえずこの記事で基本的な分析のジャンルのお話してるたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

テクニカル分析

テクニカルは潰しが利く分析たぬ。つまり、他の銘柄のトレードにも基本的に流用できるたぬ。

 

 

「テクニカル分析入門」のカテゴリーにおいてある記事を、順番に読んで欲しいたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

ファンダメンタル分析

とはいえ、テクニカルだけってのはちょっと心細いたぬ。

確かにテクニカルだけで勝ってるトレーダーもいるみたいたぬ。最終的にはファンダなんていらんってなるかもしれんたぬ。

 

でもそれは「最終的に」判断することたぬ。まずは一通り勉強しておいたほうが安心たぬ。

 

ファンダメンタルの方が応用的で複雑だからこのブログではあんまり書いてないたぬけど「ビットコイン分析方法」「検討・考察」あたりのカテゴリーでちょいやってるたぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

⑤ トレードの経験を積む

とはいえ分析だけでは、「頭デッカチではやくにたたん!」ってことになっちゃうたぬ。

 

別に趣味で分析を勉強するのは構わんけども、たぶんトレードで利益を出すことが本当の目的のはずたぬよね?

 

そして他のことと同じように、実際にやってみて初めてわかることもあるたぬ。

 

 

番外編「裏入門」

というような路線で勉強したら、とりあえず通常のトレード入門にはなるんじゃね。

 だが、まあだからといって実戦でどこまで役にたつかはわからん

 

そんなわけで、環は姉妹ブログに「裏入門シリーズ」を書いておりますたぬ。

より実戦を意識したものです。

 

しかし必ずしも常識的な入門方法ではないかもしれません。

が、環っぽいやり方としては明らかにこちらになろうよ。

tanukinvest.com

そもそも環っぽくない方がいいなら、こんなわけわからんブログよりも普通の本を読んだ方がいい気がするぜ?

 

そして勝つ

勉強して実践もはじめた。

あとはそれらを繰り返し、勝って利益を上げることたぬ。

 

その「繰り返し」を意識するためにも、記録をつけることをお勧めするたぬ。

「いつ、なぜエントリーして、なぜ決済したのか」を明確にして反省を繰り返そうたぬ。

 

例えばビットコインの記録ならこのあたり。

tanubit.hatenablog.com

 ・・・というのが昔の記録です。

最近だと姉妹ブログのこの辺り。

tanukinvest.com

 

以上!勝った金で食う飯はうめえ

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初LINEスタンプ「たぬき汎用セットforトレーダー」販売開始のお知らせ

 

たぬきの絵は高額・・・

環は基本的に、絵を1枚1BTCで制作依頼を受け付けております。

環としましてはそれくらいの芸術的価値は認められて当然だと思うのですが、しかし一般人には高かろうよ。

 

 

「いずれたぬきの絵を買うけど、いまはあまり金がないよでもたぬきと触れ合いたい」

 

 

そんな方たちのために、手軽にたぬきを楽しめるLINEスタンプを作りましたぬき。

 

 

「たぬき汎用セットforトレーダー」です。

 

 

 

「たぬき汎用セットforトレーダー」概要

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名前の通りでして、基本的にはトレーダー向けとなっておりますたぬ。

各種銘柄やトレンドなど。

 

 

しかし今回はなんと最低価格50ポイントなのに最高枚数40枚収録!

 

そして名前の通り汎用的なものでとなっております。

 

ゆえに挨拶などもたくさんあるのでして、トレーダーではないお友達に送ることも出来ようよ。

おかしいやつだと思われて友達が減るかもしれませんが、そうなったら孤独に暮らしましょう。

 

 

絵柄も結構豪華仕様を自負しておりまして、ろぶすたぬきしっぽかじりたぬきなど、人気の高いスーパースターたちも収録しておりますたぬ。

 

まさにsuper tanuki stickersの名に恥じないラインナップでしょうよ。

 

 

たぬきスタンプの買い方

LINEのアプリ開いて、

 

スタンプ>検索「super tanuki」>クリエイターズのタブ

 

ででますたぬ。

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追記: 直リンクです

こちらのリンクから買えると思いますたぬ。

store.line.me

 

 

最後に: 「もっとたぬきを!」と思ったぬきの方々は・・・

需要次第ではスタンプ第二弾も検討しておりますたぬ。乞うご期待!

 

 

しかし、オリジナルの図面が欲しいと思ったたぬきは1枚1BTCでたぬきの絵を注文しような!

絵以外にも、ポルシェにたぬきを塗装したいとか、タワマンのフロントにたぬきの像を設置したいという方もたくさんいらっしゃると思いますたぬ。

多すぎてさばき切れなかったらすみません。

 

ご相談はツイッター(@tanubitUT)のDM、もしくは ultratamakiあっとじーめーる.comまで。

なお現在1件も問い合わせがございません。