たんたん環の仮想通貨NFT

かびたぬと再会する日まで頑張ります

2019年11月25日 底ロングを追悼する記事

Bitget

 

底ロング追悼するたぬ

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とらぬたぬきのナンチャラホイ。

 

環はROE1000%くらいの底ロングになるつもりで、決済前にこの記事を書き始めちゃったぬき。

書き始めた頃には時点ではもう500%超になっててぬきね。「これは読みが当たったぜ!」ってワクワクしてたぬき。

 

実際には6918→7150ストップリミット発動で200ドル幅くらいで終わったぬき。環が日曜日にゲームしてるうちに...。

 

まあ200ドル幅って普通にイケてるたぬけども、予想よりもだいぶ少なかったし、最低でも7400まではひっぱるつもりだったのでガックシたぬ。落ち込みたぬき。

 

まあ最終的には底割れしたので、利食い自体はうまくできたわけだけども、納得できるような勝ち方ではなかったので、今回は実質的に失敗したって位置づけたぬ。

 

 

ともかくも、今回の反省をしていくたぬ。

「記録」コーナーのわりには結構長いたぬ。結構長くなるくらいには、イケてるポジションだと思ったぬきけども、結果は結果たぬ。

 

そんなわけで今回はテンションの起伏が激しい記事たぬ。イケイケの時に書いた部分と、終わった後のむなしみとが混在するのをご容赦くださいたぬ。

 

 

それじゃ、以下エントリーと、ポジションを持ち続けた理由を書いてくたぬ。

 

エントリー

 

ロングにぎりたぬき。へいらっしゃい!

 

イグジット

 

 

 

(0) エントリー根拠自体は主に板

一時7000割れを起こした後、今後どうなるかわからん〜って感じだったぬき。 

 

前回記事の通り、環はロングする直前までショートしていたぬき。つまり基本的には下目線だったぬき。

tanubit.hatenablog.com

で、一旦ショート利確した後、どうするかな〜って思ってたけども、ロングに転じたわけたぬ。

 

じゃなんでかっていうと、直接的にはテープリーディングをやったぬき。

 

 

テープリーディングてのは要するに「板読み」のことたぬ。

その昔、情報伝達はテープを使った原始的なファックスみたいなやつでやっていたらしいたぬ。

 

そういう時代にあって、リバモアっていう伝説の短期トレーダーは板情報をテープで送らせて、それを根拠にトレードをやっていたから、板読みのことをテープリーディーングっていうたぬ。

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余談 リバモアが活躍した時代

「・・・それっていつの時代だよマンモス狩っていた頃か?」っていわれそうたぬね。スマホトレーダーからは原始時代もいいとこたぬ。

大体のところ、戦間期前後たぬね。第1次世界大戦が終わって、第2次世界大戦がはじまるまでのころたぬ。

 

「そうはいってもイメージつかんくらい古いし不安な手法だ」って思われるかもしれんけど、概ね現代でも通用するたぬ。江戸商人が使ってた酒田五法よりは新しいたぬしね。

 

 

・・・余談たぬけど、『ザ・グレートギャッツビー』って小説知ってるたぬかな?『華麗なるギャッツビー』って訳もあるたぬ。

村上春樹も好きなアメリカの作家、フィッツジェラルドの代表作たぬね。因みに妻の名前は「ゼルダ・フィッツジェラルド」たぬ。かっこよすぎてシビれるたぬ。光の矢とか放ってきそうたぬ。

 

さてその小説の舞台は、第1次世界大戦後、世界恐慌前のアメリカをたぬ。簡単に言うとバブルみたいな時代たぬ。成金ウハウハな感じたぬね。

そして語り手はなんと証券マンたぬ。トレーダーたぬきたちには親近感わかんかな?たぬ。バブルの株って地合いが最高に良さそうで羨ましいたぬ〜。

 

で、例のリバモアが活躍した戦間期てのは、おおよそ『ギャッツビー』の時代たぬ。

 

最近、デカプリオ主演の新しい映画版も出たから、もしどんな時代なのか興味あったら見てみるといいたぬね。主人公が証券マンだから、仕事場として証券取引描写もあるたぬよ。一瞬だけど。

BGMがEDMだったり、演出がモダンすぎるという批判もあるたぬけども、バブリーな時代の空気感がよく伝わってくるたぬ。東大の米文学者、後藤和彦先生も評価していた記憶たぬ。環は文学はあんまわからん俗物たぬきだけども、映画版はよくわからん迫力あって面白かったぬきね〜。

 

そんなわけで、リバモアってどんな時代にトレードやってたの?ってイメージはギャッツビー見たらイメージつきやすいたぬ。

 

 

・・・こんなことばっか書いてるから記事がすぐ1万字くらいになっちゃうたぬ。ごめんよ。

でも環はみんなにトレードにまつわるいろんな面白いことを、もっと知ってほしいなぁって思うから、たまに脱線させてね。たぬ。

 

 

閑話休題。

板読みに戻るたぬね。

 

 

画像のように、この時6950のこの板だけが直近の中で400枚分くらい多く出ていたぬき。

でも、どうも約定させる気がない見せ板っぽいな〜という感じがしていたぬき。

 

そこで、それより下のところで指値をおいてロングを図ったわけたぬ。

 

そうしてるうちに、価格は押上げられていったぬきね。

 

そんなわけで、典型的なテープリーディングでロング仕掛けたっていうそれだけのことたぬ。

 

 

「・・・あれ?あんま環っぽいトレードじゃなくない?」って思ったぬきは、このブログをよく読んでくれてるたぬきさんだと思うたぬ。いつもありがとうたぬ〜。

 

 

その通りたぬ。

環は基本的にポジションファンダメンタルを重視するデイトレスタイルたぬ。

そして、普段は板を根拠にしたトレードはあまりしてないたぬ。株はともかく、こんなボラの激しくめちゃくちゃな見せ板のでまくる銘柄では、あんまり腰のすわった根拠にはなっとくれん気がすりたぬね。

 

けれども環は、実はもともとスキャルパーだったぬき。

そして板読みはスキャルピングの基本手法たぬ。そんなわけで、昔は板をよくチェックしていたわけたぬね〜。板読みの詳しい手法についてはまた今度お話するたぬね。

 

 

じゃなんでやめたかっていうと、これもそのうちお話するたぬけども、スキャルピングは充実感(仕事をしたぞという達成感)が強いからやめたぬき。

スキャルピングっていうのは、ほんの一瞬からせいぜい数分ぐらいしかポジションを持たず、エントリーとイグジットを繰り返すことたぬ。チャカチャカ小さい値幅を繰り返し取ることで利益を積み重ねるスタイルたぬ。

 

そしてある時、環は気づいたぬき。

トレードそのものにやりがいを感じてしまっていることを。

 

これについてはみんな思うこと色々と思うだろうし、また性格によってさまざまだと思うたぬけど、環はトレードに充実感を感んじることは時に危険信号だと思ってるたぬ。

 

なんでかっていうと、トレードの目的は利益を出すことたぬよね。だから他のことに充実感を感じると、利益が出なかったり損していたりしても満足しちゃうかもしれんって思ったぬき。それは目的合理性に反するたぬ。

みんなそれぞれ性格違うと思うたぬけど、環は自分がそういうたぬきだっていう自覚があったぬき。

 

だから、利益以外のことにやりがいを感じそうなトレードは見直そうと思って、もう少しポジションを持つ時間の長いデイトレード に矯正したぬき。

矯正過程で致命的な大損害を食らったこともあるたぬけども、それはBitMEXを始めるよりも前の話たぬ。色々オベンキョして、今の環のスタイルを身につけたわけたぬね。これもいつかお話するたぬね〜。

 

 

反省すべきところ

これは確信犯的にやったことだから、反省というより「こういうのあんまり真似しちゃいかんよ〜」っていうことたぬけども、実はこの時環はベレス&カプラの7つの大罪のうち一個を犯していたぬき。

 

それは第3の罪、「時間軸の変更」たぬ。

 

つまり、もともとスキャルピングでエントリーしたけどもデイトレに切り替えてポジションを持ち続けたことたぬ。

これは本来ならやっちゃいかんことたぬ。

 

でも、以下に書いていくように、他の兆候からしてまだまだ値幅を取れそうだということになったからポジを維持したぬき。

特に、環がエントリーした6918っていうのは下ヒゲキャッチで、大暴落の兆候が出ない限りは比較的安全なポジションだということが、エントリーしてすぐに判明するたぬ。

 

そういう時は別にルールに必ず従わなければいけないとは思わないたぬ。そう思うたぬきもいるかもしれんけども、環はそうは思わんたぬ。

一般的にいって、ルールに従うことは正当な理由がある限りでこそ意味があるわけであって、なんでもいいから機械的に従えっていうのは、本末転倒たぬ。

必ず機械的にやるべきって思うなら裁量トレードなんかしないで、最初から全てEA任せの自動取引にした方が合理的たぬ。

 

そんなわけで、今回は例外的に、確信犯として大罪を犯したぬきけども、その例外性をきちんと自覚していないなら、やったらいかんよ。たぬ。

 

大罪についての詳細はこの記事見てね〜。

tanubit.hatenablog.com

 

 

① テクニカル

(1) エントリーとイグジットの予定はテクニカル的に明確だった

 

まずエントリーはヒゲキャッチたぬ。テクニカル的な理由もちゃんとあって、チャネルの中央ラインたぬ。これだけ見たら我ながら華麗たぬ〜。

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で、環はこの緑の水平線に一部利確をおいて、赤い下降トレンドラインまで様子見て全部決済するか〜って予定だったぬき。

 

結果、緑の水平線ギリギリ手前で止まって、そのままストップリミットまでダラダラ落ちてしまったぬきね。

 

 

(2)  待った理由にはカップウィズハンドルもあった

そういう予定でいて、形もカップウィズハンドル(もしくは変形ダブルボトムのいわゆる「おじいちゃんチャート」)っぽかったので、一度緑の手前で落ちた後も保有し続けてしまったぬき。

 

 

② ファンディングマイナス

ファンダメンタル的にもロング優位の理由はあったぬき。

 

そのうちの一つが資金調達率マイナスたぬ。

 

 

なおファンディングマイナスが何を意味するのかっていうのはツイッターで書いたからそのまま引用しとくたぬね。

 

ただし、これはエントリー根拠じゃなくて、ポジションを持ち続けることの根拠たぬね。

放っといても結構スワップもらえるし放っとこうっていうくらいの気持ちたぬ。

 

ファンディングを根拠に「エントリーする」っていうのは、う〜ん環はあんましたくないかなぁ〜たぬ。金利の鞘どり作戦とかなら別たぬけどね。

 

 

③  テザー時価総額UP

テザーが発行され、しかもすぐにBitfinexに入金されてたぬき。

 

 

 

 

これは大量のBTCUSDTLONGSを予感させる動きたぬ。つまり爆上げたぬ。

 

でもすぐ帰って行っちゃったぬき。

 

「は?なんなんだよこれ?(wtf)」って外国の方もリプつけてたぬきね。

 

けれども、これはハナから価格と関係ない可能性があったってことらしいたぬ。 

 

 

実際このことの指摘は、ホエールアラートへのリプライにTetherのCTO自身がぶら下げていたぬき。

 

これについてもそのうちお話するたぬけど、簡単に言えばチェーンスワップ(アトミックスワップ)ってのは、異なるブロックチェーン上のコインを、別のブロックチェーンへと移動させるっていうことたぬ。

 

普通にやる、取引所を通じた両替がない分、手数料をかなり安上がりですませることができるたぬ。

 

これは要するにブロックチェーン間の引越しをやってるだけたぬから、ある意味ではホンモノの新規発行じゃないってことたぬ。

つまり使う目的での発行ではないので、BTC価格への影響力はないたぬ。

 

 

・・・とは言え、テザーの行うチェーンスワップには疑問も寄せられてるたぬから、今後の動向を要チェックたぬ。参考になるCoin Postの記事を貼っておくたぬ。

テザー社の3億USDT新規発行を巡る「矛盾」|チェーンスワップ後のバーン確認できず

 

 

またか〜って感じたぬき。テザーは疑惑が多すぎるたぬ。

 

テザーの疑惑については、↓きじみてね〜。BTCトレードにあたってテザーについて何も知らないっていうのは、英語がわからないまま外国へ行くことよりも危機感を持ったほうがいいかもしれんくらい大事たぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

 

ちなみに、さっきのコインポストの記事の論点と同じことが、今のところ今回についてもあてはまりそうたぬ。

 

 

テザーのこの動きがどういうことなのか、環はまだよくわからないたぬ。観察しましょうたぬ。

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④ マイナー損益分岐ライン再上昇

環がツイッターでこんなつぶやきしたの覚えてるかな?たぬ。

 

 

この時環が言っていたのが、このマイナー損益分岐ライン再上昇のことたぬ。

 

チャートで確認しようたぬね。

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ただ、これは「希望に溢れている」ではなく「今すぐ絶望しなくてもいい」程度のことたぬ。

もしここで下向いていたら、環は相当に絶望感を持っていただろうねって思うたぬ。

 

理由についてはこの記事見てねたぬ。そこでも書いてるように、この分析方法はまだまだデータが足りない仮説未満の「妄想」たぬ。

tanubit.hatenablog.com

 

 

相場荒れてるけど今後どうなんの?

正直今のところあんまり明るい感じの兆候はないたぬ。

 

全くないわけではないたぬ。

3月締の先物の様子とか、あるいは5月の半減期とか、上向きそうな感じも確かにあるたぬね。

 

でも、まあそれらは来年の春の話たぬ。

それよりも前はどうにも厳しいと思うたぬ。

 

今言ったように、この「ダメかも」てのはとりあえずは春までの話たぬね。

 

普段あんまり予想とか書かないたぬけど、今回ばかしは今週中目安にちょっとだけ展望のお気持ちを表明するたぬ。あくまも妄想たぬよ。

追記: ↓これたぬ

tanubit.hatenablog.com

 

う〜。またね・・・。たぬ・・・。ギョエ

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